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○七瀬朝顔(ななせ・あさがお) ・この春から、都内の某有名弁護士事務所に就職し、癖の強い先輩弁護士たちと怒涛な職場に振り回され掛けながらも、必死に働き始めた新米弁護士。 ・極々一般過程の一人娘。両親との仲も良好。大学は都内の国公立・法学部卒。 ・礼儀正しく真面目な、しっかり者。正義感が強く、困っている人を放っておけない性格。些か世話焼き気質でもあるが、こちらはほぼほぼ幼馴染のお陰でそうなったようなもの。 ・弁護士になった理由も、正義感と世話焼きな気質故なところが強い。様々な理由で困っている人々を放っておくことなく、せめても、解決策の糸口を渡すことが出来れば、開くことが出来れば。人を支えたい、という願いが一番大きい。 ・だが、それと同時に「他者の正義がみたい」という気持ちも内在している。他者の正義は、己が持ち得るものとどう違うのか。どう交わることが出来るのか、どう平行線を辿るのか――――もし仮に、ぶつかったのだとしたら。それは一体どのような形になるのか、どのように、己の描いた正義とぶつかるのか。口に出すことはあまりないが、半ば、好奇心にも近い感情かもしれない。 ・あと、純粋に幼馴染とルームシェアをするならば、それなりに給金がいい仕事の方がいいだろうな、と考えた結果でもあったりする。 ・真面目ではあるが、堅物という訳ではなく、適度に巫山戯もするし、遊ぶことも好き。大学に行っている間に友人に煙草を教えて貰い、香りの良いものをほどほどに嗜んでいたりもする。但し、家では喫わない。 ・趣味はゲーム。幼少期から茜の相手をしている内に、自然と己も上達していた。休日はルームシェアをしている茜と共に、PCゲームで対戦をしたり、協力プレイをしたりをするのが気分転換のひと時。 ・また、もう一つの趣味として、アロマや香水を好んで集めている。最近はふと興味本位で香水の調合に手を出してみたところ、試行錯誤が存外楽しく、徐々にハマりつつある。 ・他、家の家事は殆ど大半を受け持っている。洗濯炊事掃除諸々、なんやかんや器用な為に全て平均的に熟せる。だが、仕事で手が回らない時はきちんと茜に手伝って貰っており、その線引きはちゃんとしている。 ・忙しなく働く日々ではあるが、家に帰ると昔と全く変わらない姿と態度の茜が出迎えてくれる為、その姿に日々救われている。……のは、茜には内緒だけれど。 ・部屋に置く家具：朝顔の形をしたルームランプ。アロマディフューザー。 ○人間関係 ・日和茜：呼び方は『アカネ』。生まれた時から家がご近所さんで、物心ついた頃からずっと一緒に遊んでいた幼馴染。彼女からは「あさちゃん」と呼ばれている。 幼少期から自堕落な彼女のことが放っておけず、小言を零しながらも色々と世話を焼いていたら、気付けばルームシェアをし、半ば養うような現状になっていた。でも別にそれをさして気にしてはいない上に、重荷だとかなんだだとか思ってはいない。共通のまともな友人たちからは、茜を甘やかす働かせろと口を酸っぱく忠告されるが、「茜が働きたいって思ったら働ければいいんじゃない？　今のところ、私が働いてれば何とかなるし」とどこの吹く風。多分、この態度が一番茜にとって良くないことも分かっているが、あまり変えるつもりはない。甘やかし最筆頭。ただ、ルームシェアにおいて守るべきルールはしっかりと作っており、それを守らなかった場合は鉄拳制裁も辞さない。 ○通過シナリオ ・『キルキルイキル』：ロスト 　いらないものは全部抱えて、私が見送るから。だから貴方はどうか、私の分まで未来を生きてね、茜。 　ずっと、あいしてる。

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