タグ： yahhoi ヴェルネの天使は死を歌う

ボク/キミ 「ボクはリュカ！よろしくね」 　基本は真面目だが年相応にいたずらっ子な一面がある。稀にドのつく天然を発揮する。 　フランスの小さな田舎町出身。聖歌隊に入る前は、両親と父方の祖父母、そして父の兄である叔父と暮らしていた。 叔父は町にひとつだけある教会の神父。その影響か、それとも家庭の経済状況のせいなのか、彼の物心つく前からサンタ・アンジェリ少年聖歌隊に入るべく厳しく育てられてきた。一人っ子と称してはいるが本当は妹がいる。が、家庭の経済状態の都合上養子に出されてしまった。両親や叔父はそのことをリュカ本人に話したことは一度たりともないが、本人は父方の祖母からこっそり聞いている。 　小さな田舎町のため、学校は無いが教会がその役割を担っており(所謂チャーチスクール)、そこに町の子供たちと一緒に通う傍ら、叔父と共に告解部屋で迷える人たちの話も聞いていた。告解部屋と言っても実際はただの愚痴吐き部屋で、本人はどうして付き合わされていたのかよくわかっていない。叔父は「いずれ天使になるお前に話を聞いてもらえれば、いつか死した時、神の御座に連れていってもらいやすいだろう？」と言っていた。リュカはその言葉が意図していることは結局よくわからず、しかして逆らうのも憚られるような圧を感じてしまったので特に反抗することはなかった。 　良くも悪くも非常に前向きな性格。どんなことにもめげず挫けない強靱的な精神力を持っている。しかし一方でその精神力とは対称的に非力な自身の身体を憂いてもいる。才能自体何か特に秀でていたものがあったわけではないが、その強い精神力を支えとし聖歌隊に選ばれるべく努力を積み重ね、念願叶って入団した。天使になるべく育てられた為に自身が天使になることに疑いはなく、やがて天使となった暁には「いた」という自身の妹に一目会ってみたいと思っている。 　父方の祖母がつくるオニオングラタンスープが大好物。顔は母親似で、父にはあまり似ていないらしい。 ＊＊＊通過済、通過予定のシナリオ＊＊＊ ヴェルネの天使は死を歌う　了 ：：：：：：ヴェルネの天使は死を歌うのバレ有り：：：：： ＊＊生還後継続探索者として使用する場合＊＊ シナリオ時間から２０年経過しているものとする。 ☆生還報酬(呪文) ・アザトースの招来(ミサ・ジ・レクイエム・ペル・シュジャイ) ・精神的従属（天使の子守唄） ・精神力吸引（魂救済の歌） ・アザトースの退散 ・AF：聖歌隊のリボンタイ 貴方の瞳と同じ色をしている宝石がはめ込まれている。(MP10 貯蔵石) 　結局、天使になることは望まなかった。あの時、聖歌隊で出会った仲間たちと共にもっと様々な世界を見たいと思ったし、天使になる以外の方法で妹に会うことが出来るんじゃないかと希望を持ったのだ。 大人になった今でも妹は見つかっていない。けれど、たくさん世界を見て、たまに友人たちと語らって、そうしていつか死んで天国で妹に出会ったとき、尽きない土産話を持って行こうと思い現在は吟遊詩人のようにヨーロッパを巡っている。

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