タグ： ロトカ・ヴォルテラの愛堕討ち

虚衣 誠一 目が死んでいる。 仕事はちゃんとこなすし暴力沙汰もバチボコにやる。でも常時目が死んでいる。感情の起伏が無いように見えるため舎弟には若干怖がられている。本人は仕事だし……でいつもこの表情のため、誰かが嫌いとか好きとか腹立つな……とかは思っていない。事実を言ってボコボコに殴って蹴っているだけ。 ただ落語家はああ言えばこう言うのでめんどくさいな……うるせぇ女……だったのが、だんだん小娘の相手でもしてやりますか……になってきている。最近はわざと通りすがった風を装って、ことある事に顔を見ようとしている。ほぼストーカー紛いのことをしている。 身長は落語家がヒールを履けば殆ど同じくらい。その割に自分よりも一回りくらい小さい手や口や腰に勝手に怖がっている。ポキッと折れそう。 女性相手、それもまあまあ歳下に手は出せないので今まで一度たりとも触れたことがない。別に童貞ではない。20代はかなり遊んでいた方だが今は落ち着いてきた。遊ばない訳ではない。 おいたが過ぎると目の前でデカい音で手を一発鳴らしたり、鯉口を切ったり、目の前に迫ったりする。 関西弁を話す人と会話すると方言の殴り合いになるので分からないところは分からず会話が噛み合わないことが最近の悩み。 HO2に対しての目標…キスしていた相手とどういう関係なのか聞き出し、変なことをされていないか確かめる

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