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とにかく頭が悪い。 彼自身が怠惰で勉強をしなかったわけではなく、幼少の頃から虐待を受けていた。 ご飯もろくに与えられず、教育放棄、児童手当のためだけに生かされていた。 バイトができる年齢になると、唐突に親は出て行ったきり帰ってこない。 親の愛を知らず、学校にも行けなかった新空はやっぱり不良の道へ進むが、喧嘩もあまり強くなかった。 不良時代に知り合ったヤクザに祭りのテキ屋でバイトをさせてもらっているが、祭りがなくなるシーズンは貧乏生活を続けている。 「いつか変わらなきゃなんねぇな」と思いながら変わることができていない。 テキ屋のバイトで入ったお金は生活費と食費以外競馬に注ぎ込んでいる。勝つ事があればその金をまた競馬に突っ込む。彼は馬鹿なのだ。 といっても、生活費と食費でさえ賄えないので、祭りのシーズンだけは死ぬ気で毎日朝から夜まで働いている。 だって彼も死にたく無いもの。 不良時代に1人だけ彼女はいたが、馬鹿すぎて相手のことを考えていなかったため、2ヶ月で別れを言われた。 女の子には絶対手を上げないが、いつか自分を死ぬ寸前まで追い詰めた両親には復讐してやろうと思っている。 たまに女の子に間違われる。 新空には高校時代に優しくしてくれた女の子の先輩がいる。六反好（ろくたよしみ） 本当は高校時代から好きだったけど思いを伝えられず、そのまま卒業してあまり会う事はなくなった。たま〜に連絡が来て、たま〜にご飯を食べに行く関係だったが、ある日以来、新空が「俺の為に飯作ってくんね？」と言った為シェアハウスと言う名の同棲という形で毎日一緒のお家に住んでいる。 好のことが本当に大好きで、想いを伝えていないが、超愛している。もはや彼氏面。 いつ想いを伝えるのかは分からないが、よっしーと結婚すると絶対に決めている。 同棲を始めてから就職活動も頑張っているがまだ内定は貰っていない。バイトで食いつなぐ日々。 過去の恋愛では自分のことばかり考えていたが、今ではよっしー中心で考えている。 よっしーにマジLOVE1000%です。 通過シナリオ 「あなたの花の色は」2020/3/26

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