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5-8 大酒飲み　酒にめっぽう強く酔いにくい。アルコール関連のPOT半分 1-5 天才　生まれつき頭の回転が早い。　INT＋1 父親は大酒飲みで、アルコール中毒であった。 いつも母親と兄に暴力を振るい、自分にそれを見せることで喜んでいた。 自分とよく似ている、という理由で蓮司に手を挙げることはなかったのだ。 いつしかそれが当たり前の光景になっていた。 自分と父、兄と母。明確にそこには上下の境界があったのだ。 外部からの介入で母親が父親と離婚した時にはもう何も感じなかった。むしろあの時間は終わったのか、と少し残念に思っていた。 しかし、その頃から兄が自分の部屋に汚い男を連れ込むようになっていた。 少し自室の扉を開けて。 そうして、2人の見られる側と見る側の、儀式がまた始まった。 蹂躙される兄。その少し開いた扉から恍惚と眺める自分。それを見て汚い男の下で笑う兄。 綺麗なものが汚れていく様はやはり見ていて楽しかった。 しかしそんな兄も不意に出て行った。自分を置いて。 その頃にはもう戻れなくなっていた。何かを見たい。特別な姿をみたい。できれば、苦しんでいる姿を。 それから盗撮の習癖が始まったのだ。 1日に数回は盗撮をしないと気が狂いそうになる。それも、歪んだ表情を。無理矢理強姦させて撮った写真は今でもたまに取り出して見ている。 行きずりの所に男女関係なく渡り歩いては、自由気ままに好き放題している。 ヤクザとも繋がり、今では立派に闇業界への仲間入りをしている。盗撮のついでに情報も流れてくるし、時折スクープも撮れるからある種情報屋として働いているところもある。 何度か危ない綱渡りもして、そして一度捕まったこともあった。 しかしそのスリルさえ楽しかった。 ひょんなことから大金やペットも手に入り、まだまだ楽しめそうである。

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