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とうどう よしあき 絵画にも彫刻にも果ては小説にも手を出したが全く売れない39歳 実家が金持ちな為幼少期〜学生時代は挫折を知らず調子に乗って社会に出たが『才』を伸ばすことなく己の立場に甘んじ続けていたためすってんてん。そこから勉強や努力もちょこちょこしたけどひとつの分野に打ち込んでないので身にならず40になる前になんとかしたい。 三兄弟の中の次男。都会で家業（会社経営）継いでる兄（妻子持ち）と田舎で教職ついて穏やかに暮らしてる弟（妻子持ち）と地元で家の金でアパート借りてもがくように暮らす自分（大学以来浮ついた話が無い） 真面目で優しい弟は普通に心配してくれるし兄も応援はしてないけどなんだかんだ言いながら家から金出るの目を瞑ってくれてる、親もなんも言わない甘い家庭にいるがこのままではいけないことを分かってはいる。 何が足りないのかが自分では分からないがそれは何くそと食いつく胆力だったりする。指摘する人が家族には居ない。絵も彫刻も教室の先生にちょっと言われただけですぐやめたし小説も書いたけどろくに売れない1冊だけでもう二度と書かんと拗ねた。ブランク期間で普通の職業ついてやりがいがないって辞めてるが再び俺には芸術の道しかないと思い立ち…をかれこれ二、三回のルーティン。いい加減にしないとヤバいよ 砂糖菓子7つでロスト。 ↓バレ 最後黒幕との会話で自分にはない『大切な友人』の話を聞き、せめて最期は人の役に立ちたいと自分から儀式の犠牲としての死を志願した。最後に描いた絵も彼の傑作にはなり得ず、ただ遺書だけが残った。 『何も成せなかった人生だったが 少しでも君達の役に立てたのなら この生にも意味はあっただろう どうか 記憶の片隅に私を残しておいてくれると嬉しい 私の名を 名は残らないだろうから せめて君達は覚えていてくれ 藤堂義章 つらい時は温かいものを飲みなさい』

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