タグ： クイーンは殃禍の食卓の上

「ソーン、がファミリーネームです。王よ……」 「何より美しい青を知っていますか？」 「赤を使うのは苦手なんです……だって、何を描いても食物に見えてしまう」 ◆概要 名称：Ambrose Alaric Thorn(アンブローズ・ソーン) 職業：家具職人兼芸術家 見目：弱そう 好物：青いもの、赤いもの、生肉 苦手：赤いもの、下手な青いもの、タコ ◆性格 陰気で内向的。仕事をしている時だけは人懐っこく見えるよう心がけているがどこか胡散臭さは拭えない。 青い色の神秘的な美しさに心酔するあまり濁ったその色を見かけると露骨に嫌な顔をし、そのため家具作りでは青い色を滅多に使わない。 絵画では青い色を使う努力をするが、どちらでも気に入らない青になってしまうと破壊する傾向があり、結果的に残っている作品は僅少。 「最も美しい青」を探しており、『ロイヤルブルーブラッド』というものに光明をを見出している。 ◆背景 本業は職人だがなりたかったものは画家の方。家業として伝わる家具製作は腕が立ち有名にもなったが絵画の方は描けど描けど望む成果は得られていない。 唯一それを評価してくれたの『キング』であり、それ以来彼を崇拝している。 職業指定：芸術家／推奨技能：＜噛みつき＞ あなたは至って普通の生活を送っている芸術家である。 ただひとつだけ公にできない嗜好があり、それこそが人肉愛好だ。 物心ついた頃から人の柔い肌に興味をそそられ、悪戯で歯を軽く立てたことくらいはあるかもしれないが、今まで人肉を食したことはない。 そう簡単にできる機会もなく、興味を持つだけで人生を終えるところだっただろう。 しかしある日、『キング』という男があなたのその嗜好を嗅ぎつけ『クイーン・カーニバル』の参加チケットを渡してきた。 湧き上がる欲望に逆らうことはできず、あなたはクイーン・カーニバルに参加するためクルーズ船カルナヴァルへと乗り込む。 ◆クイーン・カーニバルについて 世の人肉愛好家たちの興味を引いてやまない一大イベント。 クルーズ船カルナヴァル上で行われ、選ばれた幸運な参加者たちが集う。 カーニバルでは「クイーン」と呼ばれる特別な人間の肉を口にすることができる。 「クイーン」は、特別に飼育された子供である。 あなたのような愛好家たちの口に入れられるためだけに丹念に育てられた人間だ。 ◆キングについて あなたの芸術作品・才能を評価する顧客のひとり。 あなたが美術品を制作しているなら彼はあなたの作品を買っているし、例えば音楽家などであるなら彼の前で演奏したことがある。 羽振りの良い上客であり、ビジネス的観点から見ると非常に美味しい相手。 大きな財力と広大なコネクションを有しており、おそらくそれはあなたの理解の範疇をゆうに超える。 『クイーン・カーニバル』が開催されるクルーズ船カルナヴァルの持ち主でもあり、カーニバルの主催その人である。 さて、ここでプレイヤーのあなたに、あなたのキャラクターの人肉愛好についての重要な情報がある。 あなたのキャラクターのこれは単なる趣味嗜好ではなく、遠い先祖の本能によるものだ。 あなたのキャラクター自身には自覚も無いし現在そのことを知る由もないが、あなたのキャラクターは遠い先祖にいた食屍鬼の血を引いている。 人間としての姿や生活に何ら影響はなく、自我などを失うこともなく、屍肉を喰らわずとも生きていくことができる。 よって、ステータス及び正気度は通常の人間探索者のもので作成して問題ない。 あなたは鋭い歯を持っていて、それは普通の人間のものよりも鋭利で頑丈である。＜噛みつき＞技能を30%所持している。ダメージは1d4+dbとなる。 あなたは優れた嗅覚・感覚を持っており、腐臭などをはっきりと嗅ぎ分けることができる。＜聞き耳＞技能に+30%の補正を得られる。 備考 推奨技能である＜噛みつき＞技能はシナリオ内で上昇させる手段が存在するため、探索者作成時に興味ポイントを割り振らなくても問題ありません。 キャラクター性として割り振りたい場合は合計技能値45までなら割り振っても構いません。 至って普通の人間として生きている以上、それ以上の技能値があることは不自然なためです。

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ