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5-6：異物への耐性 1-6：強固な意志 ----------------------------------- 1989年探索者 ホテル・リッツで働く女中　新人！入ってきて二年くらい？ 天真爛漫！仕事がんばるけどちょっとドジかも？笑顔絶えず・・・ 町で料理人をしている恋人がいる　ラブラブだぞ！！！ ●シナリオ● 「汝の名は」　生還 「汝の名は」※以下ネタバレ　未通過閲覧禁止 CoCシナリオ「汝の名は」 汝は何者であろうとするのか。 スパイ、裏切り者、偽善者、あるいは… 推奨技能：従業員が持っているべき技能、人を見定める技能 舞台：1989年10月23日金曜日のフランス、パリ。 ※秘匿HO有り、PvPの可能性有り HO3:執事または女中 貴方は、ホテルに仕えて2年程になる。そしてあなたの側にはいつもあなたを支えてくれる恋人がいる。 （以下秘匿） あなたは周りからの信頼も厚く、お客様からの評判も高い。 しかし、それは偽りの姿。あなたの正体はソビエトの諜報員である。 あなたはホテル・リッツに潜入して二年ほどになるが、いまだ命令は下されていない。 そんなあなたは次第に日常というものに毒されていったのだろう。気が付けばあなたの側には大切な恋人がいた。 +キャラクター補正 助けを求める声に応えようとする限り、探索者は以下の技能値を獲得する。 言いくるめ +50% 説得 +50% 信用 +50% （その他で割り振っていただいて構いません。） 職業ポイント：執事/メイド（2015）より 経理、製作→図書館に変更 興味ポイント：回避/ ロシア人。幼少期に病弱だった母親が死んだ。父親が育ててくれていたが、父親もソビエトの諜報員だったため、ヘマをした際に粛清という名目で国に殺害される。表向きは事故死。 母方の実家に引き取られ小学生くらいまで育てられるが、祖母祖父も他界。しょうがないのでそのまま働きに出る。 12歳ぐらいのときに父親の上司だった人に養子として引き取られる。どうやら父親の残した諸々を後始末しろという話だったようで。中途半端に情報を集めその途中でどうやら敵に情が湧いてしまったらしい。まあ、そのせいでもう死んでしまった血縁者に何の情もわかないのだが。だって実の息子である自分を残して死んでしまうかもしれないのに、見ず知らずの人間の方を選んだんだろう。悲しかったわけでもない、怒りも湧かない。ただ無だった。自分が生きるために今やるべきことは、目の前の上司の命令を遂行していくことだけだった。 15歳まではロシアで事務仕事を手伝ったり、自分の事実上の親になった上司のもとで仕事を学ぶ。 そんなある日、新人が入ってきた。教育係を任された。彼は気さくな人間で、仕事の話以外何も話さない自分によく絡んできた。彼は年上で、大体20歳くらいだろうか。ここに入るには若すぎるくらいで、優秀だったのだろう。とにかく自分よりすこし年の離れた彼に、だんだんと兄のような感情を抱きだす。少しずつ感情を表に出すようになる。 17歳になり、父親の後始末の作業も全て終わった。上司から新しい仕事を言い渡される。「この中にスパイが潜んでいるらしい。見つけ次第情報を抜き出し、殺害しろ」とのことだった。 新しい任務に頭を悩ませていると、彼が悩み事でもあるのかと声をかけてくる。彼に心を許しかけていた自分は、「この中にスパイがいるらしい」と漏らしてしまう。それを聞いた彼は、ゆっくりお茶でも飲もうと、自室に誘い、茶を振舞った。 自分が茶を飲んだことを確認した後、彼もそれを口に含んだ。暫くすると手に痺れがきたが、それだけで済んだ。目の前の彼は血を吐き倒れた。どうやら自分を試したらしい。苦しみもがく彼は自分の目の前にひとつの小瓶を転がした。ただ、「解毒剤だ」と、それだけを告げた。　自分はそれを彼に飲ませた。　彼は、全てを自分に伝えるよ、と静かな瞳でそう答えた。 それから、彼は外から来たスパイであること、しかし自分に情が湧いてしまったこと、自分にはこうはならないでほしいということを告白してきた。彼は自分に諜報員としてのノウハウを叩きこんだ。戦い方も。話し方も、他人からの信頼の得方も。全てを教え込んできた。 19歳。彼は自分にひとつの拳銃を手渡す。「今殺せ。」と、今殺さなければ彼は彼として死ぬことができないといった。 自分は彼をその場で殺した。初めて人を殺した。自分の兄のような、先生のような、親友を殺した。 「最期に、俺の名前をあげる。俺のようにならないように、この愚か者の名前をずっと憶えていて。大丈夫、お前はうまくやれる。ああでも、ちょっと優しいからな。そこだけが心配だ…　気を付けて」そう残して死んでいった。 上司に、「スパイの殺害」の報告をした。上司はきっと自分と彼の四年間の全てを知っていたのだろう。知っていて、泳がされていたのだろう。新しく、その場で告げられた任務は「ソビエトの諜報員」としてフランスに潜入することだった。 20歳、潜入して一年。ここでの生活をさらに円滑にするために恋人を作った。町でも評判の良い朗らかな男性。二歳ほど年上だろうか。年齢詐称をしているので彼には同い年だと告げているが。 自分をしっかりと女性と認識している。純情だと思っているようで、身体の関係も迫ってこない。まあキスぐらいはするが。誠実なのは確からしい。命令が下ったらこいつも殺すことがあるのだろうか。　きっと、簡単なことだろうけれど。 21歳、潜入して二年。ここの生活にも慣れた。ここの人間としても、馴染んできただろう。恋人には、自分が男性だということをカミングアウトした。変に勘繰られても困るから、仕方なく。「男とか女とか関係なく、お前だから好きなんだよ」と言ってきた。馬鹿な人。 年齢/性別共に詐称　実際は男性で21歳 拳銃：　https://fr.wikipedia.org/wiki/PAMAS_G1 彼から貰った彼を殺した銃をそのまま使っている 親友→ルネ・デル・ロティエ（René del Rotier）　 ルネの意味は復活した、さいせいした、生まれ変わり。そうですか… 恋人→クレマン・ドゥ・リシャール（Clement de Richard） Clément【クレマン】：慈悲深い、軽い、やわらかな 24歳で同じホテルの料理人。普通に仕事仲間だったが、偶然を装ってナンパから助けてもらい、そこから色々あって付き合っている 本名→ザハール・コルネイエフ（Захар 　Корнеев） ●シナリオ後追記 クレマンと共にすべてを捨てて亡命。残りの人生は短いものかもしれないが、それでも大事な人の隣で、すこしでも長く生きていけたら良いと思う。うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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