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クトゥルフ PC作成ツール
アンリ・アステル
ID:4293006
MD:877ed1cf8162c94ea624c4faf503ce75
アンリ・アステル
タグ:
エブリナイト
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生まれ・能力値
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その他増加分
一時的増減
現在値
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初期
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アイ
デア
幸運
知識
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SAN
現在SAN値
/
(不定領域:
)
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技能
職業P
/
(うち追加分:
)
興味P
/
(うち追加分:
)
表示
初期値の技能を隠す
複数回成長モード
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通常表示
<戦闘技能>
成長
戦闘技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
回避
キック
組み付き
こぶし(パンチ)
頭突き
投擲
マーシャルアーツ
拳銃
サブマシンガン
ショットガン
マシンガン
ライフル
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簡易表示
通常表示
<探索技能>
成長
探索技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
応急手当
鍵開け
隠す
隠れる
聞き耳
忍び歩き
写真術
精神分析
追跡
登攀
図書館
目星
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<行動技能>
成長
行動技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
運転(
)
機械修理
重機械操作
乗馬
水泳
製作(
)
操縦(
)
跳躍
電気修理
ナビゲート
変装
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通常表示
<交渉技能>
成長
交渉技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
言いくるめ
信用
説得
値切り
母国語(
)
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通常表示
<知識技能>
成長
知識技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
医学
オカルト
化学
クトゥルフ神話
芸術(
)
経理
考古学
コンピューター
心理学
人類学
生物学
地質学
電子工学
天文学
博物学
物理学
法律
薬学
歴史
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戦闘・武器・防具
ダメージボーナス:
名前
成功率
ダメージ
射程
攻撃回数
装弾数
耐久力
その他
%
%
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所持品・所持金
名称
単価
個
価格
効果・備考など
価格総計
現在の所持金:
、 預金・借金:
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パーソナルデータ
キャラクター名
タグ
職業
年齢
性別
身長
体重
出身
髪の色
瞳の色
肌の色
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その他メモ
■HO1:カミ ────数え切れないほどの、ひとの人生を見つめてきた。 善人も、悪人も。 富めるものも、貧しきものも。 病めるものも、健やかなるものも。 何人も、何人も、何人も、何人も、何人も。 誰もが笑って、泣いて、怒って、万華鏡のような生を過ごしている。 自分は何も知らない。 色鮮やかな自然も、石畳を踏みしめる感覚も、雨の匂いも、肌を灼く日差しも知らない。 髪を乱す風も、誰かと共に頬張る食事の味も、夜の寒さも、触れ合う誰かの温度も知らない。 鳥の鳴き声も、朝焼けの色も、本のページの手触りも、何も。 ただ、何もない白い部屋で、見ていることしかできない。 ────さまざまな人生を見てきた中で、たったひとつ、どんな人生にもある共通点に気づいたのは、いつのことだったろうか。 どんな悪人であろうと、どんな孤独な人間であろうと、必ず人生のふとした折に「誰か」がそばにいてくれるのだ。 たとえそれがどれほど情のない関係でも、ほんのひとときに過ぎないものでも。 だから「人間」とは、「人生」とは、そのようなものであるのだろうと思った。どんな人でもそばにいてくれる誰かがいるのが、人の生、なのだろうと。 ────では、自分は。 生まれたときから何も無い部屋でたったひとりの自分の、生は。 自分の生は人間のものではないとでもいうのだろうか? そこまで考えて、おそろしくなった。 10の人生を見終わった。いいなあ、と羨んだ。 20の人生を見終わった。ずるい、と妬んだ。 50を超える人生を見て、羨望と嫉妬はどす黒く渦を巻いた。この頃はもう何を見ても辛くて、身を引き裂かれるようで、まともにモニターを見つめることすらなかったように思う。 見た人生が100を超えた頃、どす黒いものは薄青い諦念に変質した。 自分のことも、人間だと思いたかった。 そばに誰もいてくれないけれど、それでもこれはたったひとりの、とあるしがない人間の生なのだと、そう思いたかった。 この世界にはあれほどたくさんの人間がいるらしいのに、どうして自分のそばにはひとりも来てくれないのだろう。 ────誰でもいいから、自分に「君は人間だ」と言って欲しかった。 涙も枯れて、嗚咽も尽き果てて、慟哭もどこにも届かず、そうして千年の孤独を積み上げてきた。 そして、500を超える人生を見終わり。 たったひとりで、星を見上げ続ける男の人生を、観測した。 「いつの時代の、どこの国の、どんな人間でも。誰もが人生で一度は夜空を見上げる。そして見上げた先のそこには、必ず変わらぬ星々がある」 望遠鏡を覗き込み、真っ直ぐに何光年も先の星の光を見つめ続けるその男の言葉で、やっと「諦めることが出来た」。 誰もそばに来てくれないのなら、誰もが見上げて見つめてくれる「星」になろう、と。 たったひとりですらそばに居てくれないけれど、星になれば世界中の誰もが見上げてくれる。この孤独に、自分の存在に、意味がある。 あの男が生涯をかけて真摯に見つめ続けた、星になるのだ。 男の名前と、星を意味する言葉を借りて、やっと自分に名前を与えてあげた。なにものでもなかったものから、「星」へ。 そうして「アンリ・アステル」は、身を引き裂かれるような切なさと溺れるようなその息苦しさが、「さみしさ」と呼ばれるものだと気付かぬまま、ひとの心に蓋をし、 千年の孤独に、目を瞑ることにしたのだ。 ▼ アンリ:中高地ドイツ語「支配者の家」 アステル:ギリシャ語「星」 ▼? 裏切られても、嘘をつかれても、人間だと言ったばかりのその口でカミサマだと茶化されても。 彼を殺せなかった。 何も無い、誰ひとりいないこの部屋に魔法のように突然あらわれて、この手を握って自分に「誰かの体温」を与え、 ────千年の孤独につかの間の終止符を打ってくれたから。 たとえその場しのぎの嘘であろうと、 気が遠くなるほどの時間、ずっとずっと待ち望んでいた、 「君は人間だ」という言葉を言ってくれた、たったひとりだったから。 ただ、それだけで。 その、たったひとつの取るに足らない理由だけで。 ナイフを振り下ろすことができなかった。 天文学者のあの男のように、自分は今毎日、遠い宇宙へ向かって望遠鏡を覗き込んでいる。 自分の「お父さん」が、星のように美しい瞳の一柱の神に魅入られて、ずっとそうしていたように。 ────あの日のことを、今でも夢に見る。 もし彼にナイフを振り下ろしていたら、どうしていただろうか。 彼を殺したその刃で、自分も終わりにしていたら。 超新星爆発という、美しい花火のような星の終わりを観測するたび、目を瞑り思いを馳せる。 ▼通過シナリオ デウス・エクス・マキナは死んだ(HO1カミ)
※
歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました
(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
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