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宗教家（2015） 特徴表 4-6：寄せ餌/興味ポイントに+40 2-9：バイリンガル/英語に+74％・ドイツ語に+11％ ----- 父親が日本人、母親がイギリス人のハーフ。現在は二人とも亡くなっている。 ハーフではあるものの、国籍は完全に日本。ただ、英語も堪能。母方の祖母がドイツ人であったことからほんの少しだけドイツ語も知っている。 非常に穏やかで朗らかな優しい人物。言葉遣いも丁寧。真面目で敬虔なキリスト教の神父。 非常に整った顔をしているが、本人は無自覚というわけではないもののそこには無頓着。 本当の美しさは心の在り方次第だと本気で考えている。 現在はかなり無気力。食事をとることすら進んでしようとはしない。 常にどこか疲れた顔をしておりうなだれている。 いわれれば食事もとるが、誰かに言われなければ寝ることすらせずただ何かを考えるようにぼーっと佇んでいる。 一人称：私 二人称：あなた、～さん とある人物の前でのみ一人称は僕、その人物を兄ちゃんと呼ぶ。 本当に親しい人が出来ればその人の前でも僕になるかもしれない。 ---【海も枯れるまで】での設定---- 10歳の頃、両親が殺された。彼は押し入れに隠れ、残酷な行為を見ているしかなかった。 後に彼の両親も手にかけた連続殺人の犯人は捕まったものの、未成年であり責任能力はないとして結局犯人は塀の外に出ることになった。 未成年ゆえに顔も名前も公表されず、犯人は野放しにされることになった。 両親も死に、頼れるはずの親戚は悲しみに暮れるばかりで彼の心を救ってはくれなかった。 その時同じように家族を失った青年に出会う。 狙佐護　才真（さるさご　さいま）のおかげで何とか立ち直ることができた絆圄は、父親と同じ聖職者になり、才真のように苦しむ人々の心を助けたいと思うようになる。 それから十数年経ったある日、一人の人間が懺悔室に訪れる。その人物こそが彼の両親を、才真の家族を、多くの命を奪った犯人であった。 立ち直ったと思っていた。罪を憎み、人を憎んではならないと思っていた。しかし絆圄はその人間が憎くて憎くて憎くてたまらなかった。 その人物は何度も、何度も懺悔室に来た。その人物が心の底から苦しんでいたのはわかったが、それでも日を増すごとにその人物への憎悪は高まっていった。 ある日絆圄はどうしても耐え切れず、才真にそのことを話してしまう。その人物のことを許せないと、僕は醜い人間だと、どうしても気持ちが抑えきれないと。 絆圄の慟哭を聞いた才真は「大丈夫だよ」といって優しく頭を撫でてくれた。その言葉の真の意味も理解できずに、ただ昔のように彼の優しさを享受していた。 その日から一週間後、過去の連続殺人に酷似した事件が立て続けに起こった。 とある夫婦、なんの変哲もない一般家庭、寝たきりの老人、子供が生まれたばかりの家族、一人暮らしの男性、そしてあの人間が被害者であった。 合計12人を惨殺した犯人はすぐに捕まった。最後の現場でただ佇んでいたのだから。 それは狙佐護　才真であった。 人数の多さ、犯行のあまりの残酷さ、子供や赤ん坊でさえ容赦なく殺されたこと、また計画的な犯行であるとして、彼には当然のように死刑が求刑された。 控訴するつもりもなかったのか、彼は「すべての罪を受け入れます」とだけ裁判中に発言した。 傍聴席で呆然とする絆圄に向けて、連れていかれる彼は笑った。確かに絆圄に向けて「もう大丈夫だよ」と。その瞬間理解した、彼は自分のために犯罪を犯したのだと。 その後彼は獄中であっけなく死んだ。首を吊って自殺したのだとニュースで知った。また、後に調べてみてわかった事だが、殺された人間は全員あの人間の親族であったのだと知った。 なぜ彼が絆圄にそこまでしてくれたのかはわからない。もしかすると彼自身も復讐がしたかったのかもしれない。ただ、彼が死んだ今はなにもわからなかった。自分に都合のいい解釈を押し付けたくもなかった。 絆圄が思うのは、彼に復讐を押し付け、そして何もできずに彼を殺してしまったという事。大切だったものが何もかも壊れた。自分を助けてくれた彼が、彼の人生が。 自分があの時彼に言わなければ、彼の人生を壊さずに済んだのに。自分が彼に復讐をさせてしまったのだ。自分が彼を殺人鬼にしてしまったのだ。悪人にさせたのだ。 そうして絆圄は置いていかれた。何も残されていない世界に。自分も彼の、家族の元にいきたかった。でも教義がそれを許さない。 事件を経て生きようと決意し、さらに事件を経て色んなものを失ってそれでも死ねないでいる。こんな醜い人間は死ぬべきなのに。自殺をせずともきっと地獄におちるだろう。しかしその時を待つことすら絆圄には苦痛でしかなく、日々己に傷をつける。 今日も彼は自殺をしようとして、うまくいかずに終わる。 ------ HO1：「あなたはとても美しい自殺志願者である。」 < 新規PC限定 > ■APP18の美しい容姿である ■性別は男女どちらでも構わない ■年齢は20歳以上である ■都内在住 ■探索者は自殺したいと思うほど、この世にとても絶望を感じ、追い詰められている。必ずそういった設定を付けるようにしてください。 死に場所や死に方を日々模索しており、その為手首や首元、身体のあちらこちらに自傷行為の痕がある。 (アイコンや立ち絵には痕を描かないようにお願いします) ■セッション開始は日常後、見知らぬ砂浜で目を覚まします。

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
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