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死にたくない一心でイゴーロナクの手を取り、情人になり果てた。イゴーロナクによる堕落への誘惑へと堕ちかけているが、身内への愛情に因り、ギリギリ留まっている。浅井那月とはクラスメートで同じ小学、中学で、淡い恋心があったようだ。 PCたちが選ばれたのは過去に何らかのトラウマを持っているからであり、イゴーロナクの依り代になりやすいようにメンタルを折りにかかった。 ドリームランド経営社長の親族であり、金の亡者である両親をふくめた親族にはほとほと愛想を尽かしていた。経営者一族、ということもあり、あまり友達がおらず心を許していたのは那月、アリスのみだった。 時系列 30年前 社長が取引先の相手（イゴーロナクの情人）からイゴーロナクの像を得る。この人から売買を拐かされてしまい、悪に手を染める。遊園地でイベントを催し、様々な事情で子供を養えない子供を集め、親から引き離して「宝石」を取り出していた。親もグルだからこそ、何一つばれなかった。一年もしない内にイゴーロナクに取り込まれた。 ↓ 2000年 事故による両親の死亡に因り、アリスを引き取る。妻はアリスのことを大切には思っていたが、接し方がわからず、あまり仲は良くなかった。アリスのために、星の部屋が病室になる。高木とアリスが知り合い、仲良くなる。 ↓ 2006年年末 アリスのドナーに選ばれ、遊園地に行く(クッキーの袋はこの時のもの)。情人になることでドナーから回避。宇宙へ。この時、イゴーロナク（社長）は娘のアリスが「普通に遊びたい」願望を持ってることを高木から聞かされてアリスの時間をストップ。ウサギモドキの人形をプレゼントした。 ↓ 2007年年末 宇宙より帰還。遊園地に行き、廃園への細工をする（ジェットコースターの事故は彼によるもの、探索者が見せられたチケットはこの時のもの）。これは、あと一歩で自身の命が危なかったのも相まって、イゴーロナクの崇拝よりも恨みが勝ったためである。 ↓ 2008年、新年近く 遊園地に調査に来た者たちに因って「違法労働環境として」摘発され、廃園。真実を知っても尚、嘘をついたのは……。もちろん、この時に高木少年も一枚噛んでいる。イゴーロナクに成り果てた社長が退散した。 ↓ 2017年 探索者たちをイゴーロナクの依り代候補として「アリスの理想の遊び場」であるドリームランド(実在するドリームランドとは違う)に呼ぶ。

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