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クトゥルフ PC作成ツール
角之江アンドレ(すみのえ・あんどれ)
ID:4086475
MD:8810a5f916757afe80debb532c285e8a
角之江アンドレ(すみのえ・あんどれ)
タグ:
CoC探索者
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生まれ・能力値
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20
21
その他増加分
一時的増減
現在値
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CON
POW
DEX
APP
SIZ
INT
EDU
HP
MP
初期
SAN
アイ
デア
幸運
知識
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SAN
現在SAN値
/
(不定領域:
)
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技能
職業P
/
(うち追加分:
)
興味P
/
(うち追加分:
)
表示
初期値の技能を隠す
複数回成長モード
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通常表示
<戦闘技能>
成長
戦闘技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
回避
キック
組み付き
こぶし(パンチ)
頭突き
投擲
マーシャルアーツ
拳銃
サブマシンガン
ショットガン
マシンガン
ライフル
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<探索技能>
成長
探索技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
応急手当
鍵開け
隠す
隠れる
聞き耳
忍び歩き
写真術
精神分析
追跡
登攀
図書館
目星
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<行動技能>
成長
行動技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
運転(
)
機械修理
重機械操作
乗馬
水泳
製作(
)
操縦(
)
跳躍
電気修理
ナビゲート
変装
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<交渉技能>
成長
交渉技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
言いくるめ
信用
説得
値切り
母国語(
)
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<知識技能>
成長
知識技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
医学
オカルト
化学
クトゥルフ神話
芸術(
)
経理
考古学
コンピューター
心理学
人類学
生物学
地質学
電子工学
天文学
博物学
物理学
法律
薬学
歴史
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戦闘・武器・防具
ダメージボーナス:
名前
成功率
ダメージ
射程
攻撃回数
装弾数
耐久力
その他
%
%
%
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所持品・所持金
名称
単価
個
価格
効果・備考など
価格総計
現在の所持金:
、 預金・借金:
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パーソナルデータ
キャラクター名
タグ
職業
年齢
性別
身長
体重
出身
髪の色
瞳の色
肌の色
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その他メモ
※『きみは100億万ドル』HO7(EDU21)/ハニーとの出会いHO8/秘匿HO8 ※HOの秘匿内容含むプロフィール全文掲載/ネタバレ注意 名前:角之江アンドレ(すみのえ・あんどれ) 忍者風のコスチュームに身を包み、ござる口調で喋る一人称は拙者の28歳の男性。鶸色の瞳はドイツ人だった曾祖母からの隔世遺伝とされており、「アンドレ」という西洋風の名前もその彼女にちなんで名付けられた。 角之江家の次期当主として生まれた為に幼い頃から古物・骨董品に囲まれた生活を送っており、古物やアンティークに対して親しみと敬意を持っている。大学を卒業してからは実家の生業である古物取引の一部(インターネット販売)を任されていた。実家が破産してからは差押財産として次々と持ち去られていく古物達とそれに比例して広くなる空っぽの家に寂寥感を抱きながら、こっそりUberEatsで働いて糊口をしのいでいる。 愛しのハニーこと零羽蜜明とは同じ高校の同級生であり、かけがえのない友人。そして、淡い恋と見苦しい愛を抱いている相手である。(なおハニー本人へこの感情を伝える気は“今のところ”無い。) ○角之江家について 実家の角之江家は古物商で財を成した富豪。江戸時代末期から明治の初め、日本がようやく世界との貿易の門戸を開いた時代に海外の蒐集家・好事家達を相手に取引を行い、日本の古物(骨董品)を輸出・海外のアンティークを輸入する事業を始めたのが家業の始まりとされている。 海外と商いをする上で日本のトラディショナルを前面に押し出すこと、すなわち一目でそれと分かる日本の伝統的な文化を体現した姿でもって交渉の場につけば相手からのウケがよく、商談を円滑かつ有利に進めることが出来る。そのことに気がついた初代当主は時に着物、時に武士の紋付き袴、時には鎧武者さながらの甲冑まで着込んで異人との取引に臨んだという。真偽の程は定かではないが初代当主のその心得はやがて伝統となり、角之江家の家訓として末代まで受け継がれるようになった。欧風化や時代の波に侵蝕され、現代では恰好までは完全に装う必要は無いがそれでも角之江家に生まれ家督を継ぐ以上、何か一つ“日本っぽいもの”に扮さねばならない。その家訓に従って次代当主、アンドレが選んだのは“忍者”だった。 古物商とは信用が第一の商売である。いくら伝統と財ある名家でもそれが無くなれば商売に障りが出ることを理解しているつもりだった。転落の始まりは角之江家現当主であるアンドレの父が贋作を掴まされたことだった。それほど精巧な作りだったのか、それとも父の審美眼が衰えていたのか。贋作を見抜けなかった父はそれを上得意の海外の蒐集家に真物として売り込んだ。偽物だと判明したのはその蒐集家が大枚はたいてそれを購入した後だった。当然偽物を掴まされた側は激怒する。角之江家もなんとかして自分のところに偽物を持ち込んだ下手人を捜したが、結局見つからずその責を全て被る羽目になった。現代は情報化社会だ。すぐに「角之江という古物商は偽物を売りつけてくる」という悪評が立ち、およそ百年続いた信用は一瞬で地に墜ちた。信用が無ければ物は売れない。商品が売れなければそれの購入に充てた費用が戻ってこない。焦げ付き始めた負債はあっという間に角之江家の財政を蝕み、遂に江戸末期より始まった名家は令和の時代に没落した。 幸い差し押さえによる強制退去は免れたため、都内にある豪邸にまだ住むことは出来ている。その張りぼての城を根拠に両親はまだ見苦しく「没落なんかしていませんよ」と振る舞っているが、露見するのは時間の問題だろう。日々差押財産として持ち出されていく古物を見送りながら次代当主だったアンドレはそう確信していた。こっそりバイトを始めても両親は咎めなかった。 皮肉にも、家訓によって課せられた“忍者”という役柄がアルバイトで日銭を稼ぐイメージを覆い隠した。「これも忍者の修行でござるから~」と笑って言えば街ですれ違った知り合いも勝手に納得してくれる。それに、結局自分もまた父母と同じ、張りぼてに縋る狢なのだ。財も名も無い自分が、果たして彼の隣にいていいものだろうか。そんなことを思いながら今日もアンドレは自転車のペダルを漕ぐ。 ○ハニーとの関係性 アンドレが日頃扮する“忍者”というものは角之江家の家訓によって課されたものである。幼稚園に上がる頃、角之江家の嫡男として生まれたからには家訓に従わなければならぬと、まだ判断も覚束ない幼子の前に提示されたいくつかの“日本っぽいもの”の中からアンドレが選んだのは“忍者”だった。 伝統はあれど近頃は半ば形骸化していた家訓に対して真剣に取り組んだのは彼の生来の気質の成せる業である(EDU21相当の努力の才能)。日頃から和服を着ていればそれで家訓に沿っていると思っている父を尻目にアンドレは忍者について学び、実践し、知識の理解と技術の体得をしていった。日々こつこつと研鑽を積むことでもはや彼にとって忍者であることは“角之江家であること”とはまた別種のアイデンティティーとなり、自己確立の基だった。 しかしやがて思春期を迎える頃、誰もがそうであるように自分について冷静に振り返る時がアンドレにもやってきた。家の事、自分の事、“忍者”であること。小学生の時は誰も気にしなかったことが、中~高校生になると皆分かってくる。角之江家が金持ちであること、家訓と称して一般人からは考えられないような特別なしきたりがあること。クラスメイトのアンドレ君はそれに従っているから“こう”なんだということ。好奇な目や特別扱いで遠巻きにされる感覚はまだ未熟な十代の少年にすぎないアンドレにとって少し辛く、寂しかった。中学の三年間、家柄目当てに近づく者はいても友達と呼べるような存在はいなかった。 ハニーこと零羽蜜明と出会ったのはこの頃である。高校生活が始まった新学期、たまたま教室での席が隣だった。彼は自分を一度ちらりと見て、それからなんてことないように「おはよう」と挨拶した。そんな素直で飾らない、何気ない言葉はアンドレにとって新鮮だった。誰もが一度、自分を初めて見ると驚き、何か言おうとして、しかしそれは失礼だと口を噤むからだ。へつらいも弁えることもないただの挨拶の衝撃に、ようやく返せたのは吃りに吃った「お、おはようでござる……!」だった。零羽蜜明は朗らかに笑っただけだった。アンドレは“普通”の挨拶が出来て嬉しかった。 挨拶を交わした後、趣味の話や共通の話題があって話をする内に二人は友達になった。親しくなってからも零羽蜜明から自分の“忍者”な部分について一度も訊かれたことはなく、どうしてだろうとアンドレは思っていた。でもそれを聞いてしまえば自分と彼とのこの心地よい関係性が崩れてしまうかもしれない。そう思っている間に三年間の高校生活は瞬く間に過ぎていった。 卒業式当日。零羽蜜明とはお互い違う大学に進学が決まっていたので、今日を逃せば会える機会はぐっと減る。聞くべきか聞かざるべきか、アンドレはまだ迷っていた。それでも意を決して零羽蜜明を校舎の裏手、控えめに咲く桜の木の下に呼び出すと尋ねた。「どうして拙者の、忍者であることに触れなかったんでござるか」 「最初は驚いたよ」 零羽蜜明は言った。 「でもアンドレにとってはそれが|普通《ふつー》だったじゃん。だから俺も普通にしようと思って」 「それから一緒にいたらさ、だんだん分かるじゃん。アンドレがどういうやつかって」 「アンドレは真面目で、努力家で、いいやつじゃん。他の友達がアンドレの家のこと言ってきたけどさ、それ抜きにしてもアンドレの努力の結果が“今”なわけだろ?」 「そう思ったら馬鹿にしたり余計な気を回したりするのは絶対失礼じゃんか。っていうかむしろすごいって、尊敬するなぁって思ったんだよ」 初めてだった。自分の恰好や立ち居振る舞いを、「特別な家の事情」ではなく「アンドレ個人の努力の証」だと見て、言ってくれたのは。きっかけは角之江家が与えたものであっても、自ら学び、知り、励み、努めたからこそ今の自分自身があるのだと。零羽蜜明がくれた言葉はアンドレの今までを肯定してくれた。たとえいつか自分で自分を納得させて同じ結論に至ったのだとしても、他でもない彼がその言葉をくれたのがなによりも嬉しかった。 アンドレの中で一つの気持ちが花開いた。育まれた友情の枝葉の先に、「恋」という花が咲いたのだった。 ……そこに、枝を折りかねん程の「愛」という気持ちが積もるのは、また別の話……。 ○通過シナリオ 『きみは100億万ドル』エンドA(+ハニーを競り落とした)
※
歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました
(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
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