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クトゥルフ PC作成ツール
夜鷹(紫月奈央)
ID:3805345
MD:88138bee36f08e385543eb9912fd8c6d
夜鷹(紫月奈央)
タグ:
ドロップアウトディスパイア
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生まれ・能力値
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その他増加分
一時的増減
現在値
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SIZ
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HP
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初期
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アイ
デア
幸運
知識
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SAN
現在SAN値
/
(不定領域:
)
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技能
職業P
/
(うち追加分:
)
興味P
/
(うち追加分:
)
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初期値の技能を隠す
複数回成長モード
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<戦闘技能>
成長
戦闘技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
回避
キック
組み付き
こぶし(パンチ)
頭突き
投擲
マーシャルアーツ
拳銃
サブマシンガン
ショットガン
マシンガン
ライフル
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<探索技能>
成長
探索技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
応急手当
鍵開け
隠す
隠れる
聞き耳
忍び歩き
写真術
精神分析
追跡
登攀
図書館
目星
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<行動技能>
成長
行動技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
運転(
)
機械修理
重機械操作
乗馬
水泳
製作(
)
操縦(
)
跳躍
電気修理
ナビゲート
変装
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<交渉技能>
成長
交渉技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
言いくるめ
信用
説得
値切り
母国語(
)
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<知識技能>
成長
知識技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
医学
オカルト
化学
クトゥルフ神話
芸術(
)
経理
考古学
コンピューター
心理学
人類学
生物学
地質学
電子工学
天文学
博物学
物理学
法律
薬学
歴史
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戦闘・武器・防具
ダメージボーナス:
名前
成功率
ダメージ
射程
攻撃回数
装弾数
耐久力
その他
%
%
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所持品・所持金
名称
単価
個
価格
効果・備考など
価格総計
現在の所持金:
、 預金・借金:
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パーソナルデータ
キャラクター名
タグ
職業
年齢
性別
身長
体重
出身
髪の色
瞳の色
肌の色
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その他メモ
栗原颯真(HO1)の暮らす児童養護施設に、紫月奈央がやってきたのは、桜の散り始めた頃だった。 暗い表情でうつむき加減に、職員の影にひっそりと隠れるように佇んだ奈央を、職員が「同い年だから仲良くしてね」と颯真に紹介してくれた。 その児童養護施設では、2歳から18歳まで10人あまりの子供たちが暮らしていた。 颯真は10歳で、自ずと小学生以下の子供たちのリーダーのような立場になっていた。 生まれた時から施設で暮らし、物腰の柔らかい颯真を、職員たちも頼りにしていて、新しくやってきた兄弟に、集団生活のルールなどを教えるのはいつも颯真の役目だった。 同い年だけど小柄で大人しい奈央を、弟のような気持ちで颯真は世話を焼いた。 奈央はほとんど喋らなかったが、それでも颯真が世話を焼くことを、特に嫌がる風でも無かった。 長袖から除き見えた腕や、襟ぐりから見えた背中に、タバコの火傷のようなものが多数見えたから、奈央がここへ来た理由はそれだけで十分だった。 そんな奈央はときおり、施設の裏庭に一人でいることがあった。 颯真が話しかけても聞こえていないかのように、サッと身を翻してどこかへ行ってしまう。 そうして、奈央が立ち去ったあとの裏庭にはいつも、虫やネズミなどの死骸が転がっていた。 颯真はそのことを、あとから奈央に聞いたことがある。「さっき裏庭で何をしていたの?」と。 しかし、そんなとき奈央は「裏庭?」と不思議そうに首を傾げるのだ。その様子は、とぼけているようには見えなかった。本当に心当たりがないと言った表情だった。 2人は同い年で、同じ小学校に通っていた。 目立ったいじめなどはなかったが「施設の子」と遠巻きにされることが多かった。 自ずと学校でも一緒にいるようになり、大人しい奈央はますます颯真を頼りにするようになった。颯真も頼られて悪い気はしない。2人は一層お互いの存在を拠り所にするようになった。 ある日の帰り道、帰りが遅くなったから近道しようと、通学路からちょっと外れた路地を歩いていた。街頭が少なく人通りも少ないので、危ないから通らないようにと言われている道だった。 手を繋いで歩く2人の前に、ニタニタと笑う大柄な男が2人現れた。着崩した学ランから派手な柄のシャツが覗いている。 「こいつらあそこの施設のガキだろ」 「親無しかよ、じゃあ殺っちゃっても別にいいよな」 突然の理不尽な暴言に、颯真は咄嗟に奈央を背中に庇った。 それを面白がったように、学ランたちは乱暴に颯真の腹を蹴りつけた。 うずくまった颯真を面白がるように、嘲笑と汚いスニーカーの足が振り下ろされる。 「しね」 そう聞こえたと思った瞬間、鈍い音がして颯真を踏みつけていた男が激しくよろめいた。 聞こえた声は、男たちのものではなかった。颯真がよく知ってる声、颯真と同じ子供の声だった。 痛みで意識を失う瞬間、最後に颯馬が見たのは、殴られて鼻血を出した男たちと、笑いながら金属の棒を振りかぶる奈央の姿だった。 颯真が目を覚ました時、真っ先に目に入ってきたのは真っ白な顔でがくがくと震えている奈央だった。 「奈央!大丈夫ですか!?怪我は無いですか!?」 男に殴られた腹が痛むが、颯真は奈央に駆け寄った。 焦点の合わない目で、頭を抱えて震えている奈央の目の前には血の着いた鉄パイプが転がっており、颯真を足蹴にした学ランの男が2人、鼻血やら泥にまみれて横たわっていた。 「奈央…」 「颯真…どうしよう…僕が?僕がやったの?」 奈央は血の気のない頬にぼろぼろと涙を零していた。 「わからない…僕がやったの?わからない…僕は何もしてない…なんで…?でも僕がやったんだ…このパイプで…颯真が殺されちゃうと思って…でも何も覚えてなくて…でも僕がやった?…僕のせいなの?…ねえ…」 ブツブツと何かを呟き続ける奈央は完全にパニックに陥っているようだった。 「僕のせいなの?僕がやったの…?僕が悪いの?僕が悪い子だからパパとママも死んだの?僕のせい?僕のせい?…僕が殺した…?僕が…パパとママも僕が…」 「奈央!奈央!大丈夫です…奈央は悪くないですよ!」 颯真は震える奈央を抱きしめた。奈央の言っていることはよく分からないけれど、奈央が自分を守ってくれたことは確かだった。 なにかに脅えている奈央を落ち着かせようと、意味もわからないまま大丈夫だと颯真は必死に伝えた。 徐々に奈央の震えが落ち着いてきたと思ったら、突然、颯真の肩をぽんと奈央が叩いた。 「苦しいから、離せって」 颯真は体を離すと、ぽかんと奈央を見つめた。 普段の奈央の口調とはまるで違うものだった。 「な…奈央?」 「…ああ、奈央は眠った。あいつはしばらく起きねえ」 「…君は誰ですか?」 「俺か?俺は…夜鷹。さっきお前を助けたのは俺さ」 奈央の体、奈央の顔のはずなのに、そう言ってニタリと笑う表情は見たことの無いものだった。 ====================== 児童養護施設は教会の管轄だった。 食事の前にお祈り、悪いことは神様が見てるよと躾られた。 神様なんているもんか。いるならなんで、奈央を助けてくれなかった。 俺が手を下さなければ奈央はあいつらに殺されていた。 神様なんて信じない....... いると言うなら、今、助けてみろよ。 命乞いするこいつを助けてみろよ。 「さて、お前が死ぬか死なないか、神様だけが知っている。神がいるというのなら、きっとお前は助かるだろうね?」 さて.......神の御加護を。
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