タグ： ゆらぎ 雪幻洋館殺人事件*HO2

一人称-僕　二人称-君、諸君　 作家：作品得意分野(心理学)に10％ボーナス。 特徴表：6-4*”実は生きていた”　死からの生還チャンスが5ラウンド以内となる。 1-3*”素早い”　DEX+1。 「はっはっは、なんたって僕は作家様だぜ！なにごともそこに昇華してしかるべきだろうに！」 　容姿に見合わずはっきりとものを言い、知りたがり。言葉は男勝りでベースは作品として書かれるベーシックな探偵の話し方を踏襲している。それでいてとんでもなくパワフル。いろいろなところに行って色んなことをしたがるが、致命的に体力がない。他の知性体に対する気遣いとか遠慮とか口に出さないほうがいいこととか色々を多分母親の胎の中にでも忘れてきたエキセントリックな狂人。 ペンネームは『碧牧　累(あおまき　るい)』。著作は人間の感情の揺らぎを主軸に置いたものが多く、有名なのは「幻シリーズ」。本編8巻完結、外伝1巻、幕間短編集1巻、続編「鏡シリーズ」が2巻まで刊行中。 --著作概要----- 第1作　「雪幻洋館殺人事件」　探偵「氷室　久遠」と助手「南波　誠一」の始まりの話。彼はとある事情で雪に覆われた洋館を訪れ、、、。 第2作　「雲幻密室殺人事件」　探偵は遠方の依頼を終え、飛行機で事務所まで帰るところであった。トラブルはありながらも概ね穏やかだったその機内で突如殺人事件が起こる。空中の密室で探偵と助手はこの謎を解くことができるのか。 　黒幕：三須櫂は偶然飛行機に同乗していただけの為、事件には関係が無い。興味は引かれたので次回からちょっかいをかける。 第3作　「海幻諸島巡り」　突如探偵事務所に届いたツアー招待状。興味を引かれて参加する彼らは次々と事件に巻き込まれていく。いままで直視することのなかった人間の歪みを見ざるを得なくなった彼らはどんな決断を下すのか。短編ミステリ詰め合わせ。探偵と助手のほのぼの旅行パートがあるため、「ここでしか休憩できない。」「ここしかオアシスがない」などと反響多数。事件作：三須櫂。 第4作　「熱幻」　探偵は先の旅行で負った怪我(右足骨折)の療養のため山奥の温泉に滞在していた。不調が悪化、ベットから動けなくなった探偵に助手から事件発生の知らせ。死体には執拗に暴行された痕があった。日を追う毎に増える被害者は死んでいたり辛うじていきていたりと様々。豪雨による土砂崩れでクローズドサークルとなったこの地で、探偵が初めての安楽椅子推理を始める。 　暴行の犯人は助手だった。先の旅行、その事件は三須櫂の仕込み。その旅程のなかでいままでとは比べものにならない純度の人間の悪性と、探偵の断罪に触れた助手はだんだん変質していった。捩れ、捻れ、曲り、そんな苦しんでいた助手に手を差し伸べたのが三須櫂だ。顔も知らない敵を警戒できるはずもなくその毒は助手に回っていく。 ”法で裁けない悪人に制裁を、彼の光は法のなかにしか届かないのだから。” 　それぞれの死亡要因は暴行により弱っていたところを仲間に刺されたり恨まれていた相手に殴り殺されたりと助手以外の要因による為、助手当人の罪状は【暴行罪】のみである。事件作：三須櫂。 第5作　「霞幻林」　助手を警察に引き渡した探偵は一人で森のなかにいた。悪人がいる、と投書があったのだ。法でしか裁けない探偵のために、法以外の方法で裁こうとした助手を思う。法で裁けない悪人を一体どのように逮捕するのか。探偵は思考する。 この回で探偵はこの悪人に対する”犯罪教唆”を行い、それにより悪人を逮捕させる。探偵の苛烈さが増していく巻。事件作：三須櫂 第6作　「闇幻回廊」　助手が逮捕されたことで少し寂しくなった探偵事務所。そこに新しい助手希望の青年がやってくる。突っ走る助手と、仕方無く追いかける探偵のドタバタ劇。「幻シリーズ読了後に絶対戻ってくる巻」との呼び声多数。 この助手(新)の正体は三須櫂。明るく楽しく元気よく！！といったイノシシ系青年を演じている。最終巻まで正体バレ無し。事件作：三須櫂。 第7作　「光幻階段」　久々に会う友人からクリスマスパーティーに誘われた探偵。なぜか彼に懐いた少女の視線に負け、招待されることに。少女は友人の娘(14)。そのパーティーの晩、友人が何者かに殺害された。最有力容疑者はなんと少女！？ 探偵がすこしの安らぎを得る巻。犯人は友人の叔父だった。事件作：三須櫂。 第8巻　「夢幻走行」　突如として殺人の濡れ衣を着せられた探偵。共に逃亡する助手。逃避行の果て、彼らを待ち受けるモノはなんなのか。 この事件だけが三須櫂の仕込みではない。警察内部の三須櫂シンパ(勝手に名乗っているだけであり、三須櫂自身も巻き込まれ事故。)が起こした事件。最終、犯人を追い詰めた後。探偵と助手は事情聴取もあり、警察署内の会議室に二人きり。 「いやー、つっかれた～、、、こんなに走り回ることになるなんて思ってなかったっすね。」 「、、、そうだな。」 「はは、疲れました？まあ、俺はとっくの昔に疲れ切ってますけど～。」 「、、、そうだな。」　　　「ようやっと、貴様を殺せる。三須櫂　大和。」 心臓と首の動脈をナイフでかっ切る。血の匂いが充満する会議室で、三須櫂はただ穏やかに死んでいた。 幕間短編集「獄中」　本編1年後。収監された探偵と、彼の暴いた犯人たちの邂逅劇。対話が主で、事件らしいものは起こらない。 最終章は一足先に釈放された助手と、壁の中の探偵の話。 　 外伝「白幻」　死にたがり、三須櫂大和の辿った道。 続編「鏡シリーズ」現2巻　　幻シリーズから数年後、探偵の仮出所により数年ぶりに事務所に明かりが点る。暗がりでは助手が待っていた。探偵と助手(暫定)のぎこちない歩み寄りと人間が人間であるが故の残酷な事件の数々。

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