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サオトメ サツキ 地元の偏差値43の商業高校に通う高校生。その中でも成績は下の中。 4つ上の姉がいる。名前は早苗（さなえ） 結構賢い 我が家は治安が悪い。父と母はよくケンカをしている。よくもまだ離婚してないのがすごいくらいだ。 その原因は真偽は分からないが自分のせいかもしれない。 自分は言葉を話すのも普通の子供よりもはるかに遅かったようで、お父さんは僕の事を出来損ないと思ってるようだ。 でもお母さんは僕の事は決して悪く言わない、優しいお母さんだと思ってる。 お父さんが僕のことを出来損ないというのも納得がいく。 姉はとても頭が良くて国公立の大学へ進学してしまったのもあると思う。 お父さんは何かあるとすぐにお酒を飲んでお母さんに文句を言ってる。 いつからか優しいお母さんの表情は暗くなってしまって、何を考えてるかわかんなくなってしまった。 それと同時期に祖母もボケ始めてしまって、ご飯を食べたのに食べて無いと言って暴れたり、 トイレじゃないところでトイレをしたり、一言で最悪の家庭環境になってしまった。 家の中だけじゃなく、学校の環境も最悪だ。 僕が通ってる高校は地元でも偏差値はかなり低い場所で、いわゆる不良が多い。 カンタって奴がクラスの悪たちを仕切ってて僕の事を馬鹿にしてくる。 めんどくさい奴らとは関わりを持ちたくないから、極力無視をしてるが目に余る事がある。 だからといって歯向かう事もできないし、陰湿なやり方のせいで先生に証拠も見せられない。 僕がもっと賢かったら、家出して一人暮らし出来るんだろうけど、 どうすれば一人で生きていけるかもわからないし、そもそもお金が無い。 理想を叶えられない代わりに、僕の脳内ではお父さんやおばあちゃん、呂布やクラスメイトを痛めつける妄想をしている。 ある日突然この世が終わればいいのに 【趣味】 趣味はバイクでのツーリング 平日は家にいても嫌な思いをするので、基本的に放課後にコンビニでアルバイトをしている。 ある時バイト先の雑誌でバイクが目について、これだ！と思いついた。 買いたいゲームとかをいくつか我慢して、シフトも通常よりたくさん入れてもらって、 頑張って貯めた50万円で中古だけどかっこいいバイクを買った。 もちろん同時に免許も取った。 バイクにのってあちこち走るのは楽しくて、バイクに乗ってる間は嫌な事はどこかへ吹き飛んでいった。

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