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教師になる事を夢見る22歳、大学生。 親しい者からは「ろーすけ」と呼ばれている。本人も認めた渾名である。 UGNからの依頼を受け、人気の無い道で起きるありとあらゆる犯罪を未然に防ぐ役割を担っている。オーヴァード絡みの事件は、たびたびそういった場所で発生しているのだ。 その仕事ぶりは路地裏に婦女子を連れ込み暴行せんとする暴漢を、突然物陰から出てきて淡々と打ちのめす（相手がオーヴァード等であれば撃ち殺す）姿が「ティンダロスの猟犬」のようだと噂されている。 しかしそれ程強い訳ではない。本人曰く「銃を持って後ろから不意討ちすればオーヴァード相手でも意外と何とかなる」からであるらしい。 性格は基本的には冷淡で生真面目だが、子供や友人にはかなり甘い。 両親と妹をジャーム化した子供のオーヴァードに殺された所為か、誤った道に進もうとしている子供が居れば世間の目を憚らずに嗜めようとさえする。 後にUGNに保護され玉野椿に教えを受けながら才能を開花させていくが、とあるミッションで仲間の大半を失いエージェントとしての自信を喪失。 かねてより考えていた教師としての道を諦め切れずUGNの構成員からイリーガルへと立場を変えることになった。 その際は椿に色々と口添えして貰っているようだが、彼は失望されたと思い未だに彼女と顔を合わせるのを避けている。 能力的な物では無いが暑がりの為に寒い所が好き（氷を使うサラマンダーに引っ付く） 銃器に関しての基礎知識はあるようだ（セッションに影響を及ぼさない程度の） シンドロームはモルフェウスの純血種<ピュアブリード>。 …ではあるのだが、彼はモルフェウス純血種としては致命的な<物質を“全く別の物体”に変質させる事>が苦手という弱点を抱えている。 これにより彼は現金を作り出すことすら（透かしやホログラムなどの技術的ハードルがクリアできない）ままならず、国立大学に通う独り身の生活資金を賄う為にUGNのイリーガルとして日々以来をこなしているのだ。小銭は「細かい所の再現が無理」だそうで。 既存の物体の材質を変更したり普段から利用しているものの再現程度であればまだ可能である為、常に携帯しているFMG9(米マグプル社製・折り畳み式マシンピストル)に様々な細工・改良を加えつつ戦っている。 具体的にはバレル内部のライフリングの溝の大きさを逐一制御したり、炸薬の量を調整して威力を45口径並みに変えてみたり、反動を抑えるために前部の材質を変更してノーズヘビーにしてみたりダットサイトやマズルブレーキを装着してみたりなどなど。

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