タグ： れーべ ハイフェッツをなぞる病

特徴表 3-7:俊敏 どんな時でも鋭く素早く状況を把握できる。＜回避＞の基本成功率は、通常の［DEX×2］ではなく[DEX×5］である。 特徴表 1-6:強固な意志 何事にも動じない、強靭な精神の持ち主だ。能力値POWおよびSANは変動しないが、現在正気度ポイントに+5。ただし増加する上限は、最大正気ポイントは変化しない。 お姫様に憧れた人。 子供の頃から物語に出てくるお姫様が大好きだった。素敵なドレスを身にまとって、たくさんの人にちやほやされて、王子様と結ばれて幸せに暮らす、そんな童話に出てくるお姫様になりたかった。 そんな夢見がちなそれは歳が増えるうちに現実を知り薄れていくが、憧れる気持ちは今でも変わらず残っていた。 物心ついた頃に親に勧められ入ったバレエ教室では、努力に努力を重ね、初のバレエ発表会でのくるみ割り人形のヒロイン、クララの座を勝ち取った。 憧れの素敵なドレスをモチーフにした衣装を身にまとい、舞台でたくさんの観客の視線とスポットライトに当たりながら、ヒロインを演じるそれは本当に楽しい時間だっただろう。 これからだって、努力し続けて演技力を磨き、認められ、いろんなお姫様になろう。私こそが舞台の中心だと意気込む。 しかしその発表会が終わったあと、彼女の夢を容易く崩壊させる"天才"が現れる。 理想のお姫様は彼女によって奪われることとなる。いくら練習して、その座を奪おうと手を伸ばしても届かない。 そうして自分に与えられる役割はヒロインではなく悪役に。魔女や継母、ネズミ…先生や両親は悪役だって物語の重要な役割だと言ってくれる。 けれど、違う。彼女の望んだ「お姫様」はそんな役柄ではないのだ。 彼女は今、王子様と結ばれるためにも手を伸ばすが、天才的なもう1人のお姫様に王子様を取られてしまう哀れな悪役姫。言うなれば白鳥の湖に登場するオディールと同じだ。 そして偶然にも、次の舞台は白鳥の湖だ。 彼女は思う。悪役だって、姫の座を奪うエンドがあってもおかしくないと。そのエンドを作り出すのは私自身だと。 彼女は彼女の思う理想の姫になる。 HO:秀才 貴方は何かしらの分野で一流である。いや、一流なんて言葉では済まされない。けれどこれらは貴方の努力の賜物だ。しかし貴方の目の前には常に“HO 天才”が居た。 どれだけ頑張っても、死に物狂いで近づこうと努力はしたが、あと一歩、天才には及ばない。だが貴方は諦 めていない。いつの日にか“HO 天才”を乗り越えて見せる。貴方の目的は「“HO 天才”を超える事」だ。因みに貴方はセッション開始前、SANC 1/1d6を振ってもらう。何時頃からか 貴方にはこの先を予見するかのような言葉が脳内に響く様になっていた。これがあれば天才を越えられるかもしれない。

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