タグ： 元アリDX3キャラクター ‪α‬世界線 rrknD

——なぜ、妹の変貌を受け入れられたのか。 ——なぜ、ワーディングで無力化されないのか。 その答えがコレである。 スサンナ・シードロヴナ・リフォロヴァ。表向きはただの超絶美少女、真の顔は先天性(オリジナル)のオーヴァード。極度に安定したレネゲイドを持ち、荒れ狂うことはほとんどない。故に、19年間誰に知られることも無く化け物であり続けた。 妹のアナスタシアがオーヴァードになったのも、つまりは姉から感染したためである。スサンナはそれを理解っているが、一般人(ただの人)のフリをするためにその事実を明かせないでいる。化け物でありたくない理由はただ一つ——妹を泣かせたくないから。 「…お父様も、エリー姉様も、死んじゃった」 「私は、こんなになっちゃった」 「スー姉様…私、姉様を守ります。この力は、きっとそのためにあるのです」 「だから姉様…どこにも、いかないで」 父と双子を亡くし、辛いのはスサンナも同じ。だが目の前で家族を喪い、何も出来なかった妹の苦痛は計り知れない。だのにこの駄妹は、そんな嬉しいことを言ってくれるのだ。 ——よーし、おねえちゃんがんばっちゃうぞー。 この駄妹は、自分に平穏であって欲しいらしい。ならば自分のこの力は、明かすべきではないだろう。アナには、泣いてほしくないから。 この駄妹は、自分に平穏であって欲しいらしい。ならば自分のこの力は、鍛えておくべきなのだろう。アナには、泣いてほしくないから。 妹のために、私は日常であり続けよう。 妹のために、私は化け物を貫こう。 世界も妹も欺く“裏切り者”、それが私という人間/超越者の在り方だ。 いつまで敏腕支部長さんを欺けるか、わからないけれど…ね。 ・地位：大学生 ・所属：リフォロ家長女 ・好きなもの：妹、ありす、面白いモノ ・嫌いなもの：家族を泣かせるもの ありすを迎えたころに、何か新しい力に目覚めたみたい。レネゲイドビーイング…というらしいありすが、無意識に刺激でもしたのかしら。それから、アナのお話がより意味あるものになったのよ。 ありす——氷のチカラ。 折手凛——光のチカラ。 藤宮秀次——奇跡のチカラ。 私に芽生えた能力…無限・原初を象徴する「ウロボロス」は、まねっこができる能力なの。アナは任務のことを結構話してくれるから…その中によく出てくる凛ちゃんや藤宮さん、それとありすの力を貰ってみたわ。 うふふ、どうかしら？私、これでもそこそこ化け物歴は長いのよ？

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