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墓穴に納まる　ネタバレあり 愛称：アンジェ、リア 【ベース】2015ダンサー　EDU*APP 　　　　　特記事項；芸術ダンス・回避に+10 　　　　　個人的に関心のある技能：図書館とキック 【特徴表】 3−7俊敏　DEX5が回避に 5−1動物に好かれる イギリス人の母とアメリカ人の父の間に生まれたハーフ。 貿易商の父親はガンガンと仕事を進めあまり家庭を顧みないタイプだった。 バレエで一時期は世界的に有名だった母の元で育ったため、自然とバレエを始めた。 夫だった少年と初めて出会った時も、 初めての社交場で不安げな表情をしていた彼の手を引いて連れ出しダンスを踊るほどおてんばな性格だった。 父に怒られるかと思ったが、なぜか怒られなかった。 その理由はのちにわかったが、彼が良家の息子だったからだった。 結局のところ、ずっと父の思うように家族は動かされた。 私の婚姻が決まった時、 母に「あなたは自由に生きて欲しいのに。ごめんね」と悲しそうに抱きしめられた。 母はバレエを辞めていた。選手を引退した後も続けるのは体裁が悪いからって。 引き合わされた彼は、いわゆる家の意志に逆らわない男だった。 与えられた女を言われるがままに連れ添い、こちらが何をしても強制しない自分の意思を言わない男で。 ひどく嫌悪感が湧いてくる。この人だって自由に生きたいはずなのに、何の問題もないみたいに… 熱っぽい視線を向けられるたびにひどく居心地が悪くなる。 まるで本当に愛されているかのようだ。いや、彼のほうがきっと器用で頭がいいのだろう。 私が多分間違ってるのだ。 自由に生きたい。 何処かの国で、何も縛られず、踊って好きに生きて、本当に愛することができた男と連れ添って子供を産んで死にたい。 彼と共にいることは、自分の意思を殺すことだった。 だって私は彼を愛してはいないのだから。 彼に抱かれた日は妊娠しないようにアフターピルを飲んでいた。 今子供ができるわけにはいかなかった。幸い、元々の家の主治医は私の味方だったから黙って処方してくれた。 それでも100パーセント妨げるわけじゃない。早く、子供ができる前に早くここから逃げなければ。 個人名義のお金を作るために、香り付き石鹸や香水を販売している。 ■夫に抱く苦手意識の理由 愛していない親が決めた男と共にいること自体が自分を殺しているから。 自由に生きたい自分にとって彼は「生きる枷」でしかないから。 ■夫と現在結婚生活を続けている理由 親が強制しているから。表立って離婚しようとしても圧力をかけられるのは目に見えているため、 自分が勝手に逃げたことにしたら彼の経歴にも大きな傷はつかないだろうし。 ■メキシコ/住んでいる国以外の行きたい国 フランスに行きたい。バレエにまた触れたい。

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