タグ： Adonis専用うちの子達

紅夜財閥の金持ち御曹司 いつもふらふらと夜になると何処かに出かける 誰に対しても優しく話し上手で聞き上手 女性に対しても優しく、また交渉相手にも微笑み応じる 誰からでも愛される人間である。 と、言うのは表の顔であり 本来はプライドが高く気が強い、俺様で傲慢。 朝が弱い、夜行性、低血圧。起こされると不機嫌 肌の色も白く深紅の瞳は吸血鬼っぽい その美貌故に老若男女問わず魅了してきた 自分に魅力があることを自覚している為 それを武器にして全てを手に入れてきた。 そう、全てをだ…。だが、ただ一つ 彼には手に入れられない…いや。分からないものがあった ”愛”それを彼はよく分かっていないのだ いくら体を交えても、好意を向けられても。 心の穴は埋まらない…。 女は捨てるほど、飽きるほど作り、抱いて捨ててきた。 ”人生なんて、ただの暇つぶしに過ぎないのだから” 厳しい父親と母親、財閥と言う大きな存在、責任。 その負担を常に抱えながら幼い頃から跡取りの息子として 育てられてきた。それ故に自由を好いている 誰からも束縛されず、誰からも縛られない自由を…。 彼はただいつも望んでいた。 そんな平凡で当たり前の、不器用で寂しがりな ただの1人の人間だ ― 記 憶 の 中 の 少 年 は 嗤 う ―――――――――― 「母様、見てください！」 小さな歩幅で母様と呼ばれた女性に少年は駆け寄る それはお世辞にも上手いとは言えないがそれでも 誰が見てもわかるだろう、とても仲の良い家族の絵だった 女性がその絵をみた刹那。バチンッと頬に衝撃が走る。 訳が分からない、とぶたれた頬を抑え見上げる少年 鋭い眼差し、軽蔑する母親の目、怒涛の声 ああ。そうか、僕はまた間違えてしまった… この人が望んでいるのは…”コレ(僕)”じゃないんだ。 「お稽古はどうしたの？時間は大切なのよ？ 貴方は紅夜家の跡取り息子なの、しっかりしてちょうだい お願いだから、私達の努力を踏みにじらないで。」 その声を聞いた父親もまた、呆れたように少年を見る カチリカチリ、時計の針が進む音だけが脳内に響く 痛い。どこが？…さぁ？叩かれた頬じゃないの？ どうだろう、あぁ、こんな事考えてる場合じゃないや。 早く”こんな物”片付けてお稽古に行かなくちゃ 少年は脳内で独り、自問自答を繰り返した。 けど、それは意味の無い物だと気づく。時間が勿体ない 母様と父様の望んだ子にならなくちゃ 僕は紅夜財閥の御曹司で跡取り息子なのだから…。 ―――――――――――――――――――――――――― シナリオ「濃煩い」クリア後、あの夢のせいで 少し体の感度が良くなってしまった。(感じやすい) プライドの高い彼にとっては余程トラウマだったのだろう いや、屈辱的と言う方が正しいだろうか。 ごく稀に、あの悪夢を見る事がある。 NPC「芥屋 祥一郎」と今でも偶に連絡を取り合う 悪友である。 シナリオ「真紅の庭」では、「夏目 智哉」と「夕霧 恋」 と共に旅行へ行った、夏目 智哉は古い友人。 夕霧 恋(オネェ)とは同じ御曹司であるため前に1度あった事があり意見の反発で1度対立した事がある 今回は夏目に連れて来られたらしい 普段からクールで、また人使いが荒く俺様な性格だからか 一時的発狂の殺人癖を引いた彼に1度殺されかける。 周りからよく恨まれるタイプの人間だわ！とまで言われ 喧嘩が始まるも、NPC達と夏目智哉に止められ なんとかその場は収まった。その後色々あり無事に生還。 結局、行き場の無いNPCのギルバートを家で預かる事となる 忠誠心の強い彼を気に入り雇ってやると契約 今後、沢山こき使ってやろうと思っている。 (ちなみに、館で吸血された。…KPァァァ!!!) 【クリアシナリオ】 ・濃煩い ・真紅の庭

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