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大河　恭花（おおかわ　ゆきか）／刑事部所属警部補 「早急に事件を解明し犯人確保を行う、それが私達の仕事だ。────誰に、何と言われようとな」 冷徹ともいえる判断と一切表情を崩さない冷静な仕事ぶりを評価され、警部補までのし上がった仕事人間。趣味は読書と外国為替取引。 先天性色素欠乏症で地毛の一部分が白髪、虹彩がほぼ赤に近い赤褐色。見目がちょっとあれなだけで身体的には警察官になれる程度の軽度疾患。 髪は完全に黒染めをし、普段は絶対にカラコンをしているのでごく一部の人間しか本当の色を知らない。 しかしながら、そのせいで母親は１０歳の時にとある事件に巻き込まれ死亡、それ以来警察官を目指すようになった。 父親とはもとより父子の関係を築けていなかったため絶縁状態にあり、母親の死後は直ぐに母方の祖父母に引き取られている。中高大と剣道部に所属。 一見人嫌いに見えるほどぶっきらぼうで素直じゃない性格をしており、本当に気を許した人にすらなかなか本心を明かさない頑固な部分もある。 刑事部に配属された際、唯一自身の身体的特徴を話すことが出来る程に気を許せる同期兼友人も自分を庇いとある事件で凶刃に倒れ殉職。 それからというもの一段と余分なものを削ぎ落したような生き方と娯楽から遠い生活を送っていた。 が。ここ数年は仕事で知り合った人物にしょっちゅうお誘いを受けており困惑気味。 もともとの性格は穏やかで、一度懐に入れた身内にはかなり甘い。あと自分のことには鈍感で無頓着。実はおばけが苦手。 名前の読み方が分かりづらいのと職場に同じ読みの苗字の人間がいるせいで、同僚や上司からは殆ど「キョーカ」と呼ばれている。 幼い頃は独りのとき、いつも家から少し遠い、多くの花が咲く公園に行っては花々に囲まれることで寂しさや日々の辛いことを紛らわせていた。 そこで知り合い、本当の弟のように仲良くなった少年に急な引っ越しのせいで別れを告げられなかった事を今でも後悔している。 かつて自分の瞳を母親以外で唯一、綺麗だと言ってくれたこと。純粋な好意で接してくれたこと。それがどんなに辛くても生きていく支えになったこと。 指輪を、くれたこと。そのことを、ずっと、ずっと。────忘れられないでいる。 ---プレイシナリオ--- 『クトゥルフ・オブ・マスカレード』 「（もう二度と会えないと思っていた。だが違ったようだな…────ねぇ、あのときのきみ！）」 巡る輪舞の終わり、貴方と踊った奇怪のホール。煌びやかな光に照らされて、その手を取って。 血にまみれてしまったけれど、その手をもう一度握りたいと思った。 また、ここで。お茶会をしよう。笑って泣いて怒って、そして。 成長：聞き耳+6、こぶし+4、日本刀+5、クトゥルフ神話技能+5

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