タグ： ろーて式 死装束を着せる喪服の殺し屋

Dead Derringer Darling!　HO2 急速な回復力、暗黒の祖先(87) 職業：殺し屋（オリジナル） ◆ 「ねぇ……そこの人……」 「ごめんなさい。えっと、ママを探しているの……」 「でももう暗いから、わたし、怖くて……」 「だから……一晩だけ、貴方の家に泊めてくれない……？」 と、迷子のフリをしてターゲットの家に上がり込み、鮮やかに銃殺する殺し屋さん。その演技力と銃の腕は確か。 “ガランサス”というのはコードネームの様なもので、人に贈ると「貴方の死を望みます」という意味を持つ花の名前。雰囲気に似合わない強い名前なので、普段は“ユキ”と名乗ることが多い。 可愛らしい少女のような容姿をしているが少なくとも成人はしているし、そもそも女性かどうかも怪しい。なぜなら彼(彼女かもしれない)の地声は男性のように低く、言葉遣いもかなり荒いからだ。本人曰く「あ？こっちが作り声かもしれねえだろ」とのこと。無理がある。 顔の下半分は常にマフラーで覆い隠されていて見ることができない。とても整った顔をしているだとか、口が大きく裂けているだとか、様々な噂が流れているが全て真偽は不明である。 彼(彼女かもしれない)は運がない。 そもそもこの方法はとてもリスクが高いのだが、最近ようやくいい仕事ができたと思ったらその手柄を後輩に横取られたのだ。最悪。そいつを殺してやろうかと思った。 次こそは上手く仕事をしなければボスに捨てられるらしい。仲間意識が薄いので捨てられても構わないとは思っているが、後のことを考えると捨てられない方がいいだろう。そもそも仕事は上手くいった方が嬉しいのだから、いつも通り本気で殺しに行くつもりだ。

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