タグ： 狂気山脈

HO1a 高大共にワンゲル部の医大生。 特に多くの山を踏破した経歴を持つ冒険家の父を持ち、その父に連れ回された経験から登山家として高い能力を持つ。 高校の頃喧嘩で怪我をし網膜剥離になりかけた所を医者に救われて、それ以来人を壊す人間ではなく、人を治せる医者を志すようになった。 しかし医者になろうと勉強をするようになって、山に挑戦しなくなってから気付く、自分の冒険、特に山への熱意に。 月日が経っても山への熱意は冷めないどころか、上がる一方。 しかも父親がどこかの山で遭難して亡くなったと聞いた時、たとえ道半ばだとしても、ある種男のロマンの世界で死ねたことが羨ましいとすら思ってしまった。 彼の中には紛うことなき冒険家の血が流れている。 今の葉月は山から逃げられない、大学生活を送りながら何度も過酷な登山を成功させてきた。 そして今、どうしても行くのかと反対する大切な母親の涙を振り切って、葉月はこの山脈へと足を踏み入れる。 たとえそれが人生最後の山への挑戦になるとしても、そこに悔いはないだろう。 技能理由 回避、キック、応急手当→元不良。やりすぎて学校にいられなくなり、転校をしたことすらある。 しかし今はその面影すらなく、それでも腕っ節はそれなりに立つ。 聞き耳、目星→登山家としての経験則。雪崩や崩落の危険性を事前に察知するために養われたもの。 跳躍、登攀→登山家として活動していれば自然と身につく技術に近い。遭難等を想定すると耐えることも超えることも必要とされる場面が多い故に身についたもの。 ナビゲート、追跡→主に人を探す、道を見つける、何かを追う、そういう能力。半ば野生の勘とも言う。 医学→医大生として最低限以上の知識を持つ。そこそこ優秀な部類に入る。 「山があるから登りたい、それは肉があるから食べたいってのと一緒だよ。ただの、欲」 「どんな結果になったとしても、俺はこの登山が最後になると思う。そうじゃないと、山に食われて死んじゃうだろうからさ」 「上を目指すんだ。たとえ一度下ることになったとしても、上に行くためなら苦じゃない。そういうモンなんだ、俺みたいな生き物はさ」

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