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職業：宗教家ベース 誕生日：7/26 年頃の割にやや控えめだが、人当たりの良い男子高校生。どちらかといえば寡黙で、けれど穏やかの範疇にある。 「学校の模範生」を絵に描いたような性格。尊敬する師に影響されてのことらしい。 誰にでも物腰柔らかに振舞う裏で、大の男嫌いという秘密を抱えている。 これは彼の実兄がどうしようもない人間であり、度々彼に砂をかけられた経験が積もり積もって憎悪に紐づいてしまったがゆえのもの。ただそういった差別的価値観をあけっぴろげにしてしまうと兄と同じ存在に成り下がってしまうため、手袋を着けて物理的にも一枚隔てることで、どうにか好青年としての体裁を保っている。 恩師である「Ｋ」と出会ったのは小学生の頃。(具体的に記載するなら8年前、小学二年生の頃) 親族間での交流があり、夏休みに入るとよく彼が家を訪れていた。初めは兄と話しているのを影で眺めるのみだったが、茶汲みに部屋を訪れた際に声をかけられたのをきっかけに、彼と話をするようになる。 彼は幼い自分には知り得ない見聞を度々語ってくれた。時には寝物語として聞かせてくれたし、それで彼の見た世界を夢にみることもあった。 そうして彼から沢山のことを教わって育ったのに、不思議と彼自身についてをつまびらかには理解していないのだ。 それゆえの憧憬なのかもしれない──ただの憧れで片づけるには少々色づきすぎているが。

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