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〇天弓月季(あまみ・つき)『灰降る冬の辺獄』HO2：カペラ 【カルピディーム】：「今この瞬間を生きる」「絆」「すこやか」「友情」「無邪気」 【月季花/薔薇】：「愛情」「美」「美しい少女」「夢かなう」「無限の可能性」「希望」 　＜HO2：コードネーム/カペラ＞ 　あなたは⾜に少し不⾃由があるが、幸運な者である。 　【6版：クトゥルフ神話TRPG】 　POWが最⼤の ”18” 固定。DEXの値が ”8” に固定される。 　＜運転︓⾞＞＜応急⼿当＞＜医学＞＜精神分析＞それぞれに+30の補正。 　※回避を＜幸運＞で振ることが可能 　※不⾃由度の具合はお任せしている。⾞イスでも構わない、運転できれば可。 「こんにちは。おれはカペラ。どうぞよろしく」 「ごめんね、少し足の自由が利かなくて。けれど大丈夫、動けはするし、車椅子があるから。心配はしないで」 「おれが、君たちのことを支えるよ。背中は任せて。大丈夫――――決して、死なせない」 「…………ああ、私？　仕事中はね、”おれ”と言って男の振りをしているんだ。これ(足)の影響で、少し色々面倒なことがあってね。でも、女だよ。紛らわしくてごめんね？」 ・光の加減によっては薄青にも見える銀色の髪を長く伸ばしており、後頭部の高い位置で結んでいる。瞳は澄んだ金色をしており、とろりといつも柔らかく微笑みを描いて細められている。 　足が不自由気味であるため、いつも車椅子に乗っている。だが、長時間の歩行が難しいという形で歩けない訳ではないため、きちんと歩行も可能。その際は大体杖を使って体を支えている。 　また、あまり歩くことがないゆえに、華奢であまり力がない。 ・そんなハンデを背負っており、それと女だからという理由で、過去それなりに苦労をしたことがあるため、中性的な容姿を活かして、基本的に男装に近しい恰好をしている。一人称の「おれ」もその影響。 　だが、自認は女性であり、仕事外や必要がないところでは、一人称が「私」として喋っている。 　周囲にも自分が女性であるとは伝えているが、初対面の人間からは時折勘違いをされる。あまり気にしていないが、必要とあれば訂正をきちんとする。 ・朗らかで穏やかな性格。 　ただ、実は少し悪戯好き。だから、自分の性別を知って驚く人の顔を見るのは少し楽しい。けれども勘違いさせてしまって申し訳ないな、とも思うので、そこはきっちり謝罪をする真面目さを持つ。 ・自身に出来ることは多くないが、それでも、己が出来ることをきっちりと成そうと割り切った考え方をしている。 　足のハンデがあり、周囲に迷惑をかけてしまうこともしっかりと理解しているため、せめても代わりに、自分にできることをしっかりと貢献する形で返している。 　そのため、あまり凹むことはない。割り切り上手。 ・極々一般的な家庭の出身。両親と祖父母の元で暮らす一人っ子。 　サラリーマンの父親と、看護師の母親の元で過ごしてきたため、母親の影響を受けて幼少期から医学の勉強をしていた。 　MROに所属をしなかったら、看護師として働いていたと思う。 　また、祖母が元役者で男役をしていた為に、今の男装の影響は祖母から受けていたりもする。だが、楽しむだけでなく、自衛手段としても教えられたため、そのことに関してはとても感謝をしている。 　家族仲はとてもよく、毎年家族の誕生日の日には盛大なお祝いをしている。 　家族からの愛情を受けて、健やかに真っすぐ育った。 ・カペラの別名は「虹星」。虹の別名の一つは「天弓」。 　カルペディームは薔薇の品種の名前のひとつであり、薔薇は「しょうび/そうび」また「月季花」とも。 　そして、「そう」は「双」とも。連なる、重なる。連星、或いはカペラのふたつの星とも掛けて。 ・天弓、虹なのでボウガンを取りたかった浪漫です。 ・#ffdead　 navajowhite ・1ｄ100→10　甘いものが好き。洋菓子系。クッキーとか、マシュマロとか。 　あと、星みたいにキラキラした飴系とか好きそう。 ・イメソン：「生命線(ReoNa)」「逆光(坂本真綾)」「色彩(坂本真綾)」「to the beginning(Kalafina)」 【特徴表】 35：銃火器の達人 　(HO4さんのこともあるので、わざと技能値を80で止めています) 46：寄せ餌　→　40 【花言葉】 95：毒芹（どくぜり） 「貴方は私を死なせる」「死も惜しまず」 誰かのために死ねるなら。そんなことを本気で考えているのが貴方だ。それはとても危険な思考だ。しかし時には貴方のような人が必要になるのだ。さあ、誰も貴方を止められない。貴方の愛を示すが良い。 23：桜（さくら） 「精神美」「規律」 決して曲がらない強い心。全てに厳しく、全てに優しい。だがそれゆえに折れたら立ち直れるかは分からない。誰よりも強くて、弱い。それが貴方。 100：クロッカス 「信頼」「青春の喜び」「愛したことを後悔する」 報われないことは最初から知っている。それでも愛したのだから仕方がない。貴方は近いうちに悲しみにくれることとなるだろう。それでも愛は止められない。心地よい絶望に沈んでいく。 ＜以下、『灰降る冬の辺獄』HO2：カペラ秘匿情報有り＞ 「――――おれが、…………”私”が、死ななければ。死ななければきっと大丈夫。信じて。誰も、死なせない」 「連星のこと、大事だよ。ずっと昔から、今も変わらずに。どれだけ、貴方に支えられたか。だから、その声だけでも傍にいてね。……近くにいてくれたら、もっと嬉しいけれど。なんて。…………いつか、貴方が姿を見せてもいい、って思ってくれたときでだいじょうぶ」 「おれと、君だけのナイショ」 「私は死ねない。私は死なない、決して。諦めなければ夢は叶う、今を確かに、生きているの。ひとりでなく、皆と。…………だから、私は死なないよ」 ・男装をしているのは、その実、20年前に襲ってきたポリプから、せめても身を守る手段のひとつ。 　昔は短かった髪を伸ばして、少女らしかった体を、男物の服で包んで。神話生物に、そんな誤魔化しが何処まで通用するかは定かではない。無意味な抵抗かもしれない。でも、それでも、周りの皆を少しでも、巻き込む可能性が減るならばと、数多のことを試みてきたうちのひとつ。 　そしてまた、下記の弟の、見れなかった景色を、せめても己を通して見せることが出来ないかっていう、これは自分勝手な願いと祈り。 ・今の家族とは実は血が繋がっていない。 　本当の母親は自分を産んで直ぐに亡くなった。また、産まれてくることが出来なかった双子の弟がいたと聞いている。父親のことはなにも知らない。本当の母親は、命を懸けて自身を産み落として、そして弟と一緒に、命を落としたのだそうだ。 　生まれたときから、たったひとりだった。 　けども、子供に恵まれなかった、母親の遠い親戚だった今の父親が、たったひとりになった自分のことを引き取って、今の両親共々、娘同然にここまで育ててくれた。 　たくさんの愛情を受けて育ててくれた、本当の家族。 ・生まれてこれなかった双子の弟のためにも。自分を命を賭してまで産んでくれた本当の母親の為にも。そして、ここまで愛してくれた今の家族のためにも、生きなければという気持ちが強い。 　自分の誕生日は弟と母の命日でもあるため、タイミングを見つけては必ず墓参りに行っている。 ・そして、自分のことを、あの事件の時に助けてくれた、連星のためにも。 　詳しいことは分からない。けれども、自分が死ななければ、連星も死なない。自分が生きていさえ、すれば。 　それは、確かなことだから。 　そのためならば、私は生きる。 　彼だけじゃない、愛おしい人たちを、世界を、守れるのならば。 　それだけで、己が生きる価値はあるじゃないか。 　だから、私は死なない。おれは死なない。そして、大事なひとたちも。 　そのために、私は生きるんだ。 ・連星。幼馴染の彼のこともまた、形は違えど、家族のひとりだと思っている。 　とても大事なひと。顔を合わせられないことはすこし残念で寂しいけれど、彼が会って構わないと思えたときに、ちゃんと会いたいと思う。淋しいけれど、無理強いをさせたくはないから。 　けれど、通話越しとはいえ、いちばん気を許して、少しふざけて、自然体で話すことができるいちばんの友だち。 　ふたつの星は、決して傍にいなくとも、いつかは必ず巡り会うから。めぐり逢うから。だから、大丈夫。貴方という存在があるだけで、私は立っていられるよ。 　守ってくれた貴方を、今度は私が守るから。私が守れてたっていうんなら、今度も私が守るから。 　とても大事な幼馴染で、友人。 ・私の幸運は、そんな家族がいること。 　そんな、幼馴染がいること。 　頼りになる、仲間たちがいてくれること。 　この幸運があれば、私は負けない。そしてその幸運を、愛しい彼らのために、役立てたい。力になりたい。 ・例え、どんなに過酷で残酷な運命だとしても、それがどんな地獄だとしたって、私は生き抜いて見せる。抗って見せる。 　生きるよ。 　それが私の、存在価値。 ・生まれてこれなかった弟の名前は「陽宇(よう)」 　月と、太陽。母親の母子手帳に、書かれていた名前。 　産んでくれた母親からの、最初で最後の贈り物。 ✦HO2：あなたには連星（れんせい）と呼ばれる協⼒者がいる。 ---設定--- 年齢を25-30に設定。 ---友⼈--- あなたはMROによく情報を提供する連星の正体を知っている。 彼はあなたの幼なじみで友⼈だが、あなた⾃⾝⼦供の頃以来、彼に会ったことがない。 姿を表すのが恥ずかしくてできないと茶化していた。 連星は東京新宿の雑居ビルで電話番をしているエージェントとのこと。 これ以上詳しいことは何も知らされていない。あなたを⼤切にしていることはわかる。 ---過去--- あなたは過去──20年前に神話事象と遭遇したことがある。 ⾶⾏するポリプに遭遇し命からがら逃げ出すことができた。 そのせいで⾜（左右のどちらかはPLが好きに決めていい）を負傷する。 動かしにくくなる後遺症を負ったが、それでも命は助かったのだ。 この時、連星の助けがなかったら死んでいただろう。 そのはずなのに、連星は”⾶⾏するポリプを⾒て怯える連星”をあなたが助けた、といった。 あなたにその記憶はない。連星は忠告する、未だあなたは⾶⾏するポリプに狙われている。 そのためMROに保護されることになる。 保護といっても、ポリプとの遭遇は20年前以来なく、警戒度も下がっていった。 しかしあなたの”未来”は”確定”で⾶⾏するポリプに遭遇することになる。 ポリプがなぜあなたを狙うのか、あなたは全くわからない。 さらに厄介なことに、あなたと連星は”ある神格”に⽬をつけられている。 そしてわかるのが、あなたが死ねばあなたと共に連星は死んでしまう、ということ。 さらにあなたが死ねば、この星は神の戦場となり焦⼟と化すだろう。 ---過去から現在--- 現在の家族構成は⾃由にして構わない。 ただしあなたは過去の事件から、定期的にMROで検査を受けている。 なんの検査かはわからない。 ︕あなたの体調管理、カウンセリングは霜⽉が担当 ---MRO--- あなたがMROに所属したときに、契約書にサインをした。 それは脳にチップを埋めるというものだ。 神話事象と遭遇し、そしてこれから関わる以上、管理するためのものらしい。 さらにチップには”神話保持”のためと記載もあった。 神話保持はおそらく、⾃⾝が持っている神話の因⼦のことを指しているのかもしれない。 しかし詳しいことは守秘項⽬にあたるらしく説明されなかった。 ------------------------------------------- 　　　︕あなたの⽬的 ------------------------------------------- 呪いを解除するまで何があっても⽣き残らなければならない。 でなければ多数のクリーチャーが世界を覆い⼈類は滅ぶだろう。 また何かしらの連鎖でさらなる不幸が招かれる可能性が⾼い。 ------------------------------------------- 　︕キャラメイク必須事項 ------------------------------------------- あなたは理不尽に死を与えられそうになった。 それに対する怒りか、もしくは逆境を乗り越えたのか。 あなたは⽣き続ける気持ちを持ち続けることになる。 何があっても最期まで⽣きることを諦めてはいけない。 ------------------------------------------- 　　︕その他注意事項 ------------------------------------------- 20年前の神話災害については、”個別前⽇譚”で詳しい説明がある。 キャラ作成に設定を詰め過ぎると事故る可能性がある。 そのため過去の部分がほしい場合はKPに相談しよう。 PLがネタバレを恐れないのなら、過去の詳細をKPは渡しても構わない

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