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ーーーーーーーーーー 聖職者：聞き耳、経理、心理学、説得、図書館、ほかの言語、歴史、 ＋１　芸術(正確な描写) ーーーーーーーーーー 「イズミ」＝教祖としての名 「守井背ゆうき (しゅいせ ゆうき)」＝作家としてのペンネーム 「尾春 筆子 (おばる ひつこ) 」＝本名　ほぼ使わない。ひっこ、と発音されがち。 ーーーーーーーーーー 「守井背ゆうき」は、作家としてのペンネームである。 本名は別にあるが、普段はあまり意識しない。嫌いというわけではない。 小さい頃から、別の境遇を持った、別の人間になりたかった。 別の人間になるために、別の名前を考えた。 この漢字やひらがなを選んだというよりは、選びたくない字を避けた結果がこれである。 ただし、「ゆうき」つまりは「勇気」という言葉には絶望と希望を同時に抱いていたように思う。一握りだったのがどちらだったかは、もう思い出せない。 とにかくかつての私は、そのように気持ちを言葉にする行為を知らなかった。知ってもなかなか上手くならなかった。きっと皆そうであろう。あのもどかしさは、箱に閉じ込められ、枷のない子犬のようだった。 そしてもちろん、淡く抱いた別名が誰にも認められることもなく、そもそも認めさせようという発想も、認めさせられるほどの権力も持っていなかった。 作家としての立場は、別名よりも更に偽りと言っていいだろう。 確かに作家として本を出してはいるが、カモフラージュのようなものである。 私の本質はここではない。 私の本質を、きっと作家に置くことは障害できないだろう。 私がこの力を失うか、あるいは人間としての機能を全て失うまでは。 昔から図書館がとても落ち着く場所であった。 あまり連れていかれなかった場所でもあり、ひとりになってから 私はひとりではない。 ーーーーーーーーーー 以下すべてPL視点 ▼「イズミ」は教祖としての名前である。信者にはこちらで呼ばれたい。 ▼「しゅいせ ゆうき」は彼女の本を読む信者も知っている名だが、あまり呼ばれたがらない。HO2に呼ばれるのは気にしない。HO2は「イズミ」の名前が生まれる前から、既にHO1の近くに存在したから。 ▼別名「しゅいせ ゆうき」は救世主「きゅうせいしゅ」のアナグラムである。本人がこれを意図したわけではなく、私のメタ視点でこのような作り方をした。 ▼彼女の心の中には恐ろしく暗く黒いもの（おそらく罪の意識や不信や極端さ）がうず高く積み上がっているが、表向きは優しい女性を演じるだろう。全て押さえ込まれている。優しくありたいのは本当である。どこまでが演技でどこからが本気なのかは、本人を含めて誰にも分からない。 ▼芸術「正確な描写」は、形のない概念や事象を正確に説明できる。特に書く場合なら。話した時、また書いたものを読んでもらった時に相手に理解してもらえるかはまた別の話である。というより誤解というか拡大解釈というか、信仰による誇張というか……それらの全てを彼女は諦めている。 ▼基本的に現実と虚構を分けられる人だが、自分のことや目の前のことになると全く認識できない。 ▼これらの彼女のメモは、ある本のあとがきに書こうとして、ハッと我に返って消したものである。つまり、全ての文に彼女の偏見が含まれる可能性がある。ただ少なくとも、本に書いて出せない程度の本音ではある。 ▼あと本人はたぶん、本名が嫌い。 ▼自覚がないが、別名もそんなに気に入っていない。 ▼女性らしい仕草だが、かつてのファッションはボーイッシュともとれる。本人が努力したわけではなく、自然にこうなった。近ごろは求められる教祖の虚像と混じりつつあり、いわゆる女性らしいふんわりとした色やファッションを好むようになっている。全て無意識である。 ■彼女の出版物 ▼彼女の本には2種類ある。 ■著者：イズミ 「イズミ」が著者となった本。★信者に無料で配っている。 彼女が創作した物語から始まり、それに絡んだ柔らかい文体のエッセイが続く。解説つき短編集のようもの。 彼女曰く、物語は神話でも伝承でもなく、ただの例え話。 ■著者：守井背ゆうき 「しゅいせ ゆうき」が著者となった本。 ★一般向けに公開していない、信者のみが少額で買える本。★あくまで彼女が設定した値段で、印刷代や紙代より安い金額である。信者が誰にいくら払ってこの本を手に入れているか、彼女は知らない。 物語は一切含まれず、難解で堅い文体で書かれる。著者は男性だと誤解されがち。彼女はそれでいいと思っている。 ▼2種はどちらも書く内容が違うが、通底する思想、つまり言っていることは同じ。彼女が書きたいものを書いて、読者が勝手に判断する。 ★誰が横流ししているのか、信者以外にも世界のどこかで一般書の顔をして個人書店の隅に置かれることがあるらしいが、人気になどなっていない。これを読んで好んだ者は彼女のところにやってきて信者になりがち、とは真偽不明の噂である。もし本当だとして、彼らはどこで彼女の所在や活動内容を知るのだろう？ ▼補足 これら以外のイズミの設定を、マリアは知らない。 裏設定がない。 （セッション中に設定が生えることはあるかも） ほくろが顔のいたる所にあるがメイクで隠している。 ▼長期発狂　持ち帰り　5か月　6番（制御不能のチック、震え、あるいは会話や文章で人と交流することができなくなる） ▼長期発狂　持ち帰り　3か月　3番（幻覚） ▼長期発狂　持ち帰り　3か月　3番（幻覚）まこもゆゆを早く殺さなきゃ！ 初期SAN：60 シナリオ終了時のSAN：16

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