タグ： セス教祖の卓

神之薗 麗(かみのその れい) 一人称：ぼく 五月女樹と同じ事務所に所属する人気歌手。 白い髪に赤い目のアルビノである。 元々はとある資産家の家に生まれたが先天性の白皮症(アルビノ)であったために後継としては出来損ないとされ、生まれてすぐに母親共々家を追い出された。その後精神を病んでしまった母親は麗を唯一無二の存在と信じ込み、15年間誰の目にも触れさせることなく監禁していた。 15歳の誕生日に母が麗と共に無理心中を図るが奇跡的に生き残り、その事件を担当していた警部に拾われた。警部の元で学業を修め、20歳で高卒資格を得る。また、勉学に励む最中勉強を教えてくれていた人々(警部の同僚等)から声を褒められ、歌手を志す。19歳の時に事務所の社長にスカウトされ、高卒資格取得後に歌手デビュー。持ち前のルックスと脳を揺さぶるとまで称された歌唱力により瞬く間に人気歌手となった。 芸名は麗をもじった０(ゼロ)。 幼少期から母に｢れいはとても綺麗｣｢れいは私のモノ｣という言葉をかけ続けられていた。さらに15歳になるまでの間、母以外の人間と触れ合うことがなかったためか非常に無垢。周囲の人がいなければアッサリと騙されてしまうレベル。知識は身についたが人の考えることはよく分からない。また、体力はあるが外を走り回ったことがほぼ無いので足が非常に遅い。歩くのもスローリー。母から与えられていた数少ない娯楽の一つが歌を歌うこと。故に歌は幼少期から好きだった。 麗という名前は母の命名。 病んだ母にとっての世界で綺麗なものがれいだけだったということと、｢れいだけは自分の味方でいてくれる｣｢れいだけは私とずっと一緒にいてくれる｣｢れいは私の奴隷｣という隷属の意味が込められている。 無理心中だと判断したのは警察。 実際は母親が何も知らない麗を利用して行った自殺。 何もわからない麗に｢抱きしめて｣とだけ声をかけ、自分の首を絞めさせた。麗本人が自分の手で母を殺めてしまったことに気づいているかは定かではない。 とある研究施設に連れ去られた時に、喋るたぬきのまみとロバにされた男性の黒田洋一と出会う。 脱出の際にまみはミ＝ゴとの交渉によって自ら消えてしまうも精霊的な存在となって麗の守護霊となった。 共に脱出することが出来た黒田も施設で受けた実験によって長くは生きられない身だったが、麗が家へと連れて帰り一緒に暮らした。そして事件解決から２ヶ月程で息を引き取った。

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ