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まだまだ駆け出しのソロアイドル。 幼馴染兼マネージャーである「嘉陽田荘司(かよだそうし)」と同居している。 「俺が荘司のアイドルになるから！」 元々荘司がアイドルを目指していたが、自身の容姿能力からその夢を諦めることに。それを見ていた祐馬は、彼に自身をプロデュースすることを提案。元々容姿も整っており、歌うことも好きだったので自分ならアイドルになれるのではないか、何よりも荘司の夢を潰したくない、違った形でも叶えたいという想いからの提案であった。これが高校の頃の出来事。 荘司のことは心から信頼しているし、大切な親友であると思っているが、荘司が表に出さないものの、劣等感や嫉妬などを自身に抱いていないかと不安に思っている。その不安に目を背け、望月祐馬は今日も荘司に自身をプロデュースさせるのだ。彼の夢を代わりに叶えるために。自分の歌は好きだが、自分の顔は好きなわけではない。できることならの自分の顔を彼にあげたいと思っている。 彼の理想像になりたいため、あまり自分から意見を荘司に述べることは少ない。 本当はソロアイドルではなく、荘司と二人でステージに立てればなと思っている。彼の製作する衣装が大好き。 ずっとソロ活動をしているのは、ユニットを組むなら荘司とがいいため。 性格は、明るくまじめな性格だが、臆病な面もあり、思ったことを強く主張するのは苦手。相手のいいなりになることが多く、あまり自分のきっちりとした信念は持っていない。その中でも確固として持っているのは、幼馴染に対する親愛、そして申しわけなさ、彼の夢を必ず叶えるという決意である。 実は人前に立つのがそこまで得意ではなく、未だに緊張してしまう。しかし常に不安を押し殺してステージに立っている。そういう時は荘司のことを考えるのだ。俺がここで臆病になるわけにはいかない。 ぬいぐるみなど可愛いものが好きで、部屋のベッドには大きなペンギンの抱きぬいぐるみが置いてある。その隣には荘司につくってもらった小さな手作りのくまさんのぬいぐるみを大事に置いてある。だが寝相が悪く、ある時少し破れてしまい、しく……と大変落ち込んでしまった。後日直してもらって回りに花が舞ってるのかとでもいうほど嬉しそうにしていた。 尚、彼自身は不器用な人間で、裁縫をすれば怪我をし、料理も危うい。未知の物体Ｘが出来上がる。 ダンスよりは歌唱の方が得意。特に音程を正しくとることは得意だが、表現をつけるのはそこまで。もっとうまくならなければと毎日ボイストレーニングは欠かさない。勿論ダンスの練習も。 高校までは順調に卒業し、大学にも通うが、大学からはアイドルの仕事に専念し、あまり通わずギリギリ卒業に必要な単位を取得した。多分荘司に教えてもらってなんとかって感じ。そもそもあまり勉強は好きではない。 だけど、本当にやりたいことの勉強は、苦手な気持ちを抑えて頑張る。 明るい性格だが、やはり1番楽しそうな様子を見せるのは、幼なじみの荘司の前。誰よりも信頼している。 【部屋に置いてあるもの】 ・クローゼット：荘司自作の衣装が多く飾られている。 ・ベット：大きなペンギンのぬいぐるみが大分面積を占めている。そして荘司手作りの小さなくまさんぬいぐるみも大事に飾られている。 -------------------------------------------------------------------- 以下相方には秘匿設定 (通過後までみくしは見るな) --------------------------------------------------------------------- 「俺が荘司のアイドルにならなきゃ」 「俺をプロデュースしてくれ。」そう幼なじみに告げたのがアイドルになったきっかけ。 しかし、その言葉が、提案が、正しかったのは分からない。 あの時、その言葉が出たのは咄嗟のことであった。ただ彼の夢を潰したくない、そう思って出た言葉であった。善意であった。＿＿だけど、もしかして自分は余りにも愚かなことを言ってしまったのではないのか。逆に自分がアイドルであることが、彼を苦しめているのではないか。そう思い至ったのは、既に舞台の上に立っていた時であった。 だけど、どうしても彼に諦めて欲しくはなくて。 でも苦しんで欲しくはない。 そんな葛藤を抱えている。 きっと、彼は自分に対して嫉妬や劣等感を感じているのだろう。もしかしたら、それ以上の＿＿とにかく、やはり何か自分に対して複雑な想いを抱いているに違いない。そう不安に思いながら、祐馬は荘司の前では表面上は明るく振る舞う。 今でもかなり彼に迷惑をかけているだろうし、マネージャーの仕事も自分では考えられない程忙しいのだろう。しかも彼は仕事外でも自分のために勉強をしている。だから、彼に余計な心配はかけてはいけないのだ。 ＿＿だからこそ、望月祐馬は抱え込んでしまった。「嫌がらせじみた行為を受けていること」を。 最初は、周りから無視をされるだとか、小言を言われるだとかその程度だったのだ。 しかしそれは徐々にエスカレートしていく。 「早く消えろ」「死ね」などの暴言が書き殴られた紙。ボロボロに切り刻まれたファンレター。持ち物がどこかに隠された時もあった。 その嫌がらせは祐馬が1人でいる時にのみ行われるものであるため、今のところ彼自身が怪我をしたことはないし、アイドル活動に支障も出ていないが、もしこのまま更にエスカレートしていったら＿＿ でも俺はアイドルだから。笑顔を崩すわけにはいかない。光り輝いていなければならない。悩みなんてあってはダメだ。 だから、その悩みをプロデューサーに隠して望月祐馬は今日も笑うのだ。 ☆祐馬の努力と荘司のプロデュースにより駆け出しながらかなりの注目を集めている望月祐馬は、同じ事務所の先輩に目をつけられ、ちょっとした嫌がらせを受けています。ですが、幼なじみに「迷惑をかけたくない」という思いから、まだ荘司には伝えていません。 ☆部屋に置いてあるものの一つとして挙げた【クローゼット】で<目星>に成功するなどしたら、そこに置いてある鞄の一つから何か紙切れがはみ出していることに気づき、それを取り出して見るなら、暴言が書き殴られた紙を発見できる＿＿などにしたいです。 ※あくまでフレーバーの設定なので、別にセッション内でバラすことがなくてもいいです。寧ろ祐馬は荘司にあまりにも追求されない限り、隠そうとします。

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