タグ： おぽえ

：彼女の才を周囲の人間は愛し、そして過剰なまでに大切にした。 　たぐいまれな才能を持って生まれた彼女は、才能を認められたその日から籠の中の鳥として生きることを強いられた。 　両親には異常なまでに過干渉され、友人を作ることさえ彼女の才能を潰すものになると判断され、 　彼女はこの歳までずっと自宅のアトリエから出してもらえず、ただ絵だけを描き続けた。 　それ故肉体的成長が少しだけ乏しい。(おっぱいは別) (別) 　そのせいで世間知らずなお嬢様になってしまい、外の世界のことは殆どわからない。 　(※作品作りの為になる時は監視付きではあるが外に出してもらうことはできた) 　孤独なアトリエでの長い生活により時折精神、知覚、思考的崩壊を起こすこともあるが、 　基本的には物静かで大人しい。人との会話はどこかたどたどしくなる(慣れていないので…) 　 　いつからか、彼女は愛されているのは自分ではなく、自分の中の才能だと気が付いた。 　誰も彼女自身を見ておらず、彼女の中にある「才能」しか見ていない事実に気付いてしまった。 　 　この才がなければ、この腕がなければ、自分には何の価値もないのか。 　そう考えた彼女は、突然自分の死に興味がわいた。 　自傷行為や自殺未遂を繰り返し、悲しみも狂気も全てキャンバスに描き続けている。 　様々な自傷行為の際の出血時には自身の血液を絵の具代わりにすることも。 　自身もこの絵のように、真の意味で他者の目に触れたいという気持ちの現れ。 　しかし、彼女のこの異常な行動でさえ誰も止めずにいる。 　「彼女自身」を心配するものは、誰一人としていなかった。 　彼女の行動の全てが他者の心を震わせる「芸術」に繋がるからだ。 　彼女の自己表現である作品が痛みに満ちていても、悲しみであふれていても、 　誰もその真意に気付くことはなく、彼女もそれを知っている。 　どれだけ自分が痛みを感じていようが、悲しんでいようが、他者には関係ないことなのだと。 　彼女は　小さな世界に絶望している。 　 ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ 　感情表現が乏しく、基本的に無表情。 　感情の全てはキャンバスにぶつけるので、 　絵を描いているときでさえ無表情だが、絵には現れている。 　星空や夜の海を描くのが好き。 　青空の絵は一度も描いたことはない。 　 ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ ▶　カラーコード：　b7a8cc 【特徴表】 ：芸術的才能 　　∟稽古事を小さい頃に習っていたか、実用ブログなどで人気を博している。 　　　任意の＜芸術＞１つに[INT*3]％を加える。（芸術＜絵画＞に振ってます） 【AF】 『海果ての欠片』 　　　いつの間にか持っていたあのオブジェ、その破片。 　　　硝子の部分でいつも海のように煌めいている。 　　　これを持っている限り、互いに任意のタイミングでHPを譲渡することが出来る。 　　　譲渡するHPの値は現在HP-1で固定になるため、このAFを使用するとHPが確定で1になる。 　　　このAFを使うのに相手PCの承諾は必要ない（KP、PLで話し合うのは可能）。 　　　このAFは一度使うとひびがはいり、二度と使えなくなる。 　　　生きるため、生かすためのもの。 『的場神社の鈴守り』 　　　所持している場合、1日に1度限りSANC以外の全ての 　　　POWを使用したロールの成功率に+5% 　　　　(例:POW対抗、幸運など) 　 【通過シナリオ】 ：海も枯れるまで(END：1→生還) ：やさしい朝をくださいね(KPC) ：Good-bye, Distant Sky(SAN回復) ：海果てトートロジー(生還) ：晩夏の恋蛍(KPC)

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