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職業ベース・シナリオオリジナル＜天使見習い＞にて取得 1d12→8、8d3→14の為、シナリオ開始時SAN66 特徴表1「大きな身体」SIZ＋1 特徴表2「格闘センスの持ち主」素手の戦闘技能3つの基本成功率は50％である ・現世、性格 東の国出身。人口が少ない中、体躯が大きかった為、近所の農業や漁業などの手伝いをして生計を立てていた。 弟が三人、妹が一人、両親に祖父祖母と、大家族の長男。 人口の少なさから近所付き合いが密であったのもあり、皆が勝手に話していてくれたため、口数は少ない。 積極的に物事は学ぶ姿勢をみせる。 ・IF インドネシア出身。享年24歳。 飢餓に見舞われ、両親と家族を喰らい、食人殺人鬼として孤独に生きてきた。 心を殺し、長い間人を喰らい続け生きてきたものの、最後は自らが喰らった遺族たちに取り囲まれ残虐に臓器を抉りだされた上、見せしめのように拷問され殺された。 通過シナリオ「天使たちの黙示録」 END1-a:おめでとう、不幸があなたを待っています 生還、または全員ロスト SIZ→15→18 APP18→そのまま SNS での卓報告では｢生還、または全員ロスト｣とエンド名、エンドナンバーのみ公開して良い。 またステータスは APP、SIZ のみ PL の望むように振り直すことができる。 職業技能値も望むものに振り直して良いが、楽園で過ごした名残として天使見習いの職業技能を 1d20 の値のみ所持し続けることができる(所持していた職業技能全てにその値が振り分けられる。) SAN 回復は 4d10+5 クトゥルフ神話技能に+7 しかし戸籍はなく、あなた達は既に死んだはずの人間であるためこれから先生きていくのは苦労の連続だろう。 職業技能値→12残 現在はフランスに居る。 アメリカ人のリオ・フォスター、ロシア人のイベリス・ビエリー、フランス人のリーティアル・ユトリロ と共に日々を過ごしている。 過去　語り部 むかしむかしあるところに、たくさんの家族に囲まれて暮らす青年がおりました。毎日畑を耕し釣りをしたりして、貧しいながらも幸せに過ごしていました。 「お兄ちゃん、さいきんはおひさまがごきげんだね」と末の弟が言いました。お兄ちゃんと呼ばれた青年は「そうだね。気持ちのいい日差しの日が続いてうれしいね」と応えました。 このところ雨の多いこの地域には珍しく、天気の良い日が続いていました。ポカポカの太陽を浴びてみんなとても幸せです。 それからしばらくして、青年は妹と2人釣りに出かけました。 「ねえお兄ちゃん。川の魚が手の届くところにいるわ」 妹が言いました。 お兄ちゃんと呼ばれた青年は「そうだね。今日はたくさん魚が食べれるね」と2人でカゴいっぱいに魚を取って帰りました。 それからまたしばらくして、青年は弟と一緒に遠くの川へ水を汲みに出かけました。近くの川は干上がってしまい、飲む水がなくなってしまったのです。 「ねえお兄ちゃん。あっちの川に行けばたくさんお水が飲めるかな?」 弟が言いました。 お兄ちゃんと呼ばれた青年は「そうだね。向こうの川は大きいからきっと嫌と言うほど水が飲めるよ」と答えました。 しかし、その日持ち帰ることができた水はたったお茶碗一杯でした。 それから何日も雨は降りませんでした。 「ねえお兄ちゃん。とてもノドがかわいたよおなかがすいたよ」 末の弟が言いました。 けれど、青年はどうしてあげることもできません。何故なら川は干上がり畑の作物は枯れて飲むものも食べるものも何もありません。 ついに末の弟は目を閉じたまま起きることはありませんでした。 父は彼を埋めてくると外へ出てしばらくして両手に抱えるほどの肉を持って帰ってきました。 「ちょうど帰りにシカがいたから捕ってきたよ」と父は言いました。 みんなでわけあいたべました。久しぶりのまともな食事はとてもとてもおいしかったのです。 「ねえお兄ちゃん。あの世に神様はいるのかしら」 しばらくして妹がそういいました。 「きっといるよ」と青年はいいました。 それを聞いた妹は安心したように眠りにつきました。 彼女はもう、目を開けることはありませんでした。 父は彼を埋めてくると外へ出てしばらくして両手に抱えるほどの肉を持って帰ってきました。 「ちょうど帰りにイノシシがいたから捕ってきたよ」と父は言いました。 みんなでわけあいたべました。おいしかったです。 そうして、ひとり、またひとりと家族はいなくなりました。 とてもおいしかったのです。 ついには本当に食べるものがなくなりました。青年は飢えをしのぐものを探します。 それはそこら中にありました。だってここは村なのですから。 それからしばらくして、やっと雨が降り、作物が実り、十分な食事をとることができるようになった頃、青年は誰もいなくなった家で一人寂しく暮らしていました。 すると外から大勢の足音が聞こえてきました。 そして突然、何人もの男たちが家の中へ入ってくるではありませんか。 「よくも、私の大切な人を」 「お前は悪魔だ」 と村人は青年を口々にののしりました。そして彼らは持っていたナタやナイフで青年を引き裂きました。 あたりは真っ赤にそまり、青年の腹からはとても鮮やかな赤い果実が零れ落ちました。 青年は痛くても痛くても死ぬこともできず、ずっとずっと痛めつけられついにこと切れたのです。 わたしはそこで意識を失う。ぶ、ぶ、という断続的な金属音が聞こえ、わたしを見下ろす影があった。それだけが確かだった。 ねえお兄ちゃん。あの世に神様はいるのかしら めでたし、めでたし。

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