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Felix Salvadori 特記：流行に敏感。相手の服装を見ただけで、社会的地位や収入などがわかる。さりげないアクセサリーの価値もわかる。 特徴3-5 銃火器の達人 銃火器技能の初期値が50 身長はやや低めだが、新作スーツの着心地確認をするため体型には気を使っている。 色の濃い肌と白髪によく合う白のスーツを好んで着る。 新しい生地や服、装身具に費やす金額が多く、女性関係も派手であるため、周りからはそろそろ落ち着けと諭されている。 本人に改めるつもりはあまりない。 代々続く仕立て屋の家系で、幼い頃から針を持って育った。家族構成は両親と兄。郊外に父方の祖父母がいる。 彼が大きくなるにつれ、家業の仕立て屋は小さな街の片隅から徐々に国中へ支店を持つ一大企業へと成長していった。 祖父から聞く仕立ての仕事に憧れを持っていた彼にとって、これは受け入れ難い変化だった。 彼の両親は、世界に一着のオートクチュールを作成するという誇りある仕事を捨て、同じ型のスーツを安価に量産する事業主へと成り下がったのだ。 思春期以降、親とよく反発するようになる。 ある日の夕食時、両親からいずれ会社を兄と彼の共同経営にしようと思っていると話された。 兄貴がいるなら俺は良いだろ、と啖呵を切って家を出奔。祖父の伝手を辿り、表通りに小さな店を構える。 職人1人の手でありながら、オーダーを120%叶える魔法の店として噂は広がり、知る人ぞ知る名店として信頼を勝ち得た頃、「Sartoria」のボスと出会う。 彼は数度の仕立てを通してボスの人柄と生き様に惚れ込み、何よりマフィアへの誘い文句に心の奥底で疼く衝動を止められなかった。 その時点で受けていた依頼を最後に店を閉じ、以後はマフィアとしての道を歩くこととなる。 最初は専属の仕立て屋としてファミリーに加入したが、ボスに帯同していた出先で運悪く銃撃戦に巻き込まれてしまう。 ボスから「自分で身を守れ。目を瞑らずに撃てば当たる」と雑に放り投げられた銃を受け取り、やけに落ち着いた心を不思議に思いながら構えたところ、あろう事か天賦の才が開花。敵を次々に撃ち倒し、絶対絶命の状況から見事ボスを守り切った。 そのことを高く評価され、仕立て係からボス直属の部下へと格上げ。今までも凄かった給金が、とんでもない額になった。 拳銃でもマシンガンでもライフルでも、ひと目で構造から使い方を理解し、即座に使いこなす様はさながら達人。スーツの着丈が合ってない敵から殺すようにしている。 銃撃戦で破れたスーツは、ボスのも自分のもその場で縫い直して完璧な姿で帰すことを信条としている。 ボスが自分以外の仕立てた服を着る？そんなことあっては仕立て屋の名折れだ。絶対に技術を盗まなければならない。 自身の話術に自信があり、仕事がない時はよく女性を口説いている。堅気時代からそうだった。相手との間にそびえる障害が高ければ高いほど本気になるらしい。 ディアーナをひと目見た時から、その美貌に一撃で落ちた。彼女と何としても結ばれたい。そのためにもやはりマルクスの技術を盗み、世界で一番素敵なスーツを仕立てなければならない。 至高の一着を仕立てられたその時、颯爽とそれを身にまとい彼女を迎えに行くのだ。

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