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6月30日生まれ - クチナシ - スカビオサ - ムーンストーン #006956 ティールグリーン  - 成長途中の君へ 一人称 / 俺 二人称 / キミ ▮ 技能参考 ミュージシャン (2015) ▮ 特徴表 6-9 行方不明の家族 飲み会に行ってくると言ったきり父が帰ってこない。 何かしらの事件に巻き込まれたんだろうと勝手に思っているけれど、自分に音楽の道を強要した父親のことなんてどうでもいい。 ……嘘。三割くらいは帰って来て欲しい気持ちもある。育ててもらった恩がない訳ではないし。 温厚で誰にでも優しい、模範的な「良い人」タイプ。良い人すぎて損するんじゃないかと場合によっては思われるかもしれないが、周りの人間が思っているよりは損得で動くタイプの人間のようなので心配には及ばないだろう。 空き時間は趣味に没頭するオタク気質なところもあり、休みの日には家にこもっていることがほとんどだろう。暗い部屋で1人暴言を吐きながらゲームをしていることなんかもあるかもしれない。 こだわりが強く何に対しても手を抜くことが嫌い。一つこれと決めたことがあれば曲げることは許されない、そんな脅迫概念にも似た思考にとらわれがちのようだが、本人もそれを自覚しているためなるべく柔軟な思考を持とうと努力するようにしている。 ▮ 音楽に対する熱意 最初は父に強要されてはじめたものだったし実際のところレッスンは非常に面倒だと感じていたけれど、今となっては感謝するべきことなのかもしれない。 音楽にハマってからは練習すらも楽しいものに感じられたし、良い青春と珍しい経験をたくさん体験させてもらって、他人から見れば酷く良い人生を送っているようにも見えるのだろう。 あの人の存在がなければ、それはきっと自分でも認められるような疑いようのない事実になっていたことだろう。それなのに、どうして。 ▮ 天敵 自分のすぐ近くには天才がいる。天才、と言っても、決して自分がそう思っているわけじゃなく、周りの人がそう思っている、所謂“俗称”というものだろうか。 楽器の腕や技術が確かなのは認めるが、それはそれとして彼の存在自体を認めたくない自分もいるのだ。 彼がいなければきっと自分は一番なのに、だとか。そんな音楽に持ち込むべきではない感情が胸の奥で渦巻いている。あぁ、気持ち悪い。 彼がいなければこんな感情を抱くこともなかったのだろうか。彼がいなければこんな惨めな気持ちにならなかったのだろうか。 でもきっと、彼がいなければ。狂ったように楽器の練習をすることも、張り合いのある人生を送ることも、喜びを感じることさえなかったのだろう。 複雑な気持ちだ。 ▮ 天才に向ける感情 表向きは尊敬・羨望、裏向きは嫉妬・憎しみ。 自分がどんなに頑張っても一向に縮まることのない差。世迷い事はあんまり信じていないけれど、ここまで来てしまえば天性の才能が存在するんだろうとでも思ってないとやっていけない。 最近相手を見ると怒りが収まらなくて仕方がないのだ。顔に出ないように気をつけているし、実際周りにもバレていないと思うけれど。 「」 ======= 以下ネタバレ 後遺症：婚姻関係 探索者は天才に対して疑問を持たなくなる。

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