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最近話題のヒューマノイドyoutuber。 自身は全くの無表情だが、掌サイズのヒューマノイドを常に連れており、表情豊かなそれが繰り出す面白トークで一躍幼稚園児の人気者になった。 前職はお笑い芸人であり、いわゆる一発屋。おもしろ表情芸で出オチネタが受け、遥か昔に流行った番組を再現した『レインボーカーペット』で一世を風靡するが、旬はすぐに過ぎ去り、彼の元に残った仕事は味噌っかすの様なひな壇芸人。 表情しか取り柄のない彼は、先輩のAnother出川と一緒に熱湯風呂に入る事を強いられる。そしてその場のノリで顔面から落下したところ、スタッフのミスで用意された熱湯は50000度になっていたのであった。50000度の熱湯によりめちゃめちゃに焼かれた顔面は現代の手術によって元の姿まで復元する事は出来たが、筋肉の全てが壊死してしまっており、二度と顔面の筋肉を動かす事の出来ない体になってしまっていた。 そんな現実に耐えられず、引きこもり、自殺すら考えていた彼に舞い込んだ新しい仕事。それは彼の代わりに表情や言葉を発する掌サイズのヒューマノイドのレビュワーであった。掌ヒューマノイド1号……『タロウ』を手に入れた彼は、再び明るい世界を取り戻す事となる。 今までにない掌サイズのヒューマノイドがウけ、また彼の境遇にも興味をもった人類は彼を持ち上げ賞賛した。そして今や人類最高峰のインターネット内施設となったyoutubeで人気ヒューマノイドyoutuberとなるまで人気を回復させたのであった。 月面へは、人気ヒューマノイドyoutuberとして、月面の世界をレビューする事を目的としている。ヒューマノイドの中に仕込んだカメラをメンテナンスし、やる気は十分である。 【名前の理由】 2043年、命名のブームに新たな風が吹いていた。 平成末期、令和元年ではキラキラネームに飽きた人々が少し古風な名前を求め『悠真』などの無難な名前が流行っていたが、それもだんだん月並みになり、再び世の中は『人とちょっと違う個性的な名前』を求めるようになる。そうして来た次世代の命名ブームは、「ん」ブーム。名前の先頭に「ん」を付けるという斬新な発想に、世の中の親は飛び付きその世代の子供たちの名前は「ん」から始まる名前ばかりとなった。 ……2069年現在。同世代にしかいない発音しづらい名前に悩まされている子供が多数いる。 无于もまたそのブームの犠牲者の一人なのである。 【特徴表】 (2.10)前職…以前はお笑い芸人だった。EDU×3%職業上の技能に割り当てられる。 【探索者HO】 HO①:地球から月へ行く人（2人〜何人でも） 「月に行きたい」という意思があれば、職業は問わない

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