タグ： さすらいのサメとわしだきよかず

◆職業 アニマルセラピスト（2015） 職業技能：聞き耳、心理学、精神分析、生物学、跳躍、追跡、博物学＋製作(料理) ◆特徴表 ・アウトドア派（2の6） 暇さえあれば季節を問わず、野外活動に繰り出している。「ナビゲート」「博物学」「追跡」にそれぞれ＋20％。 ・動物に好かれる(5の1) 独特の佇まいのおかげか、たいていの動物がなついてくる。 ◆設定 クラスで浮いている少年。イヤミなどもいう毒舌っぽい感じの皮肉屋なのが余計に孤独にさせてる。 その理由は昔体が弱くて一人で過ごす時間が多かったから。人との関わり方を知れず、みんなの輪に入れなくて性格がひねくれる負のループに入っている。 家ではほとんどの家事をしている。炊事洗濯買い物その他いろいろ。母親に料理の作り置きもしている。 母親のことは好きだからこそ、自分がいるせいで恋人と幸せになれないと負い目を感じている。自分がいなければ、一緒に住んだりして、経済的にも安定して母さんが仕事で無理することもなくなっただろうに、自分という荷物がいるせいで…。 もちろん母親からの愛情は感じているし優しいから、自分を捨てられるわけないよな～って思ってる。だから一人暮らしをするために母親に内緒で新聞配達とかのバイト手伝ってる。 独り立ちして自分の夢を叶えて、母親と恋人に仕送りのお金を送れるくらいの立派な大人になることを夢見ている。 忙しいし愛想も悪いしよそ者だから、友達はいない。よくふらっと散歩に出ては少しだけ残ってる静かな場所でぼんやりしたり、野良猫と遊ぶのが趣味。誰もいない家にいるのは寂しい。 動物は裏表がないしかわいいから好き。将来は動物にかかわれる仕事…獣医やペットショップ店員とかになりたい。 「僕と遊びたい？へえ、僕のレベルに合わせられるの？」（訳：僕の低いレベルに合わせて遊ぶのは大丈夫ですか？） 「母さんって本当に仕事が好きだよね。そんなんじゃ恋人さんに愛想尽かされるよ？」（訳：母さん休んで”！！） ◆詳細 一人称：ぼく　　二人称：あんた、あとは呼び捨て 好き：猫、静かなところ、高いところ、きれいなもの 嫌い：うるさいところ ◆KPCについて こんな感じで一人の時間が好きだったが、一目惚れしたのをきっかけに人生で初めて「友達になりたい」と思った。 「よくこんなところで歌えるね」「なんでやめるの？さっさと歌いなよ」って言いながら教室に居座ったから第一印象悪かっただろうな～～…。圧かけてる感じに見えるけど歌をもっと聞きたいだけで余計なことも言ってしまう。 それからは家の買い物終わらせてから学校に戻って、KPCの歌を聴きつつ軽い雑談を交わしたりする日々。 話せば話すほど、自分たちは似ていた。静かな場所が好きだとか、町のみんなから浮いているところとか。KPCのことを知るたびに好きになっていった。KPCもこんな自分に慣れたようで、皮肉を言っても笑って受け流すどころか、まるで自分のことを好きみたいな表情も見せてくれた。それがすっごく嬉しい。 まだ明確な恋愛感情だとは自覚してないけど、KPCと一緒にいるのはすごく楽しいし、これからも、もし自分が独り立ちしてしまうとしても一緒についてきてくれたらいいな…でもそんな誘いを断られたら嫌すぎる…ともやもやしている。 ずっと一緒にいたい。 「まるで世界に二人きりだね、僕たち」 「KPCは嫌？（返事を聞いて）……ふふっ、そう答えると思った。」 「僕は別に嫌ではないよ。人混みの中に紛れるよりは心地いいからね。」 って感じで皮肉少なめにだんだんなってくし、KPCをからかいつつ一緒にいる時間を楽しみたい！ こんな感じで常に将来のこと、未来のことを見据えて、期待している。 こんな子が確ロス(未来のない)のKPCとシナリオを通して話して、何を思うんだろうとPLは楽しみ。 ▼以下、概要のコピペ 【シナリオ概要】 プレイ人数：1人（KPとのタイマン形式） 所要時間：5h～8h（ボイス・テキスト併用） 推奨技能：特になし（強いて言うなら聞き耳） シナリオタイプ：シティ/RP重視/うちよそ ロスト：有 舞台：現代日本/田舎の港町 避けられない要素：KPCのロスト 本作は「メリーバッドエンド」をテーマに書かれています。 「KPCが確定でロストする」ため、苦手な方はご注意ください。 本作にKPCが生還するルートはありません。 また、「ひと夏の恋」もテーマであり、 恋愛要素を含んだRPを楽しむ作品となっております。多少の探索はありますが、 推理やギミック、戦闘を楽しみたい方には不向きな作品です。 プレイの際は、あらかじめご理解いただけると幸いです。 【PL向け事前情報】 ◆汐凪町（シオナギ-チョウ） 探索者が1年前から暮らす、 海沿いに面した、漁業が盛んな田舎町。 基本的には地元の人々が行き交うのみの静かな町だが、 夏になると見える隣町の花火や、 美しい海と砂浜を目当てに、観光客もしばしば訪れている。 そのため近頃は、町役場も観光業に力を入れていて、 廃業となった宿を改築したり、 名物になりそうなB級グルメの開発を支援したり、 観光スポットを整備したりと、町おこしに精を出している。 ただ、昔ながらの静かな生活や、美しい景観が 崩されることに対して、抵抗のある住人もいるようだ。 ◆汐凪町立高等学校 汐凪町に唯一ある高校。 町の子供たちのほとんどはこの学校へ進学する。 1学年3クラス、1クラス10数名程度の小さな学校。 雨漏りのする教室がある、壁に大きなヒビがあるなど 「オンボロ校舎」として有名だが、 来年ようやく改修工事をするらしい。 ◆汐凪町の人々 町の大人の大多数は新しいものごとや、 余所者に対して忌避感を持っている。 そのため探索者やその家族は、未だ町の人々から よそよそしい態度を感じることがあるだろう。 また、この忌避感はなぜかこの町出身のKPCに 対しても顕著であり、大人のみならず 子どもたちも、KPCに対して距離を置いている。 そして、KPCと親しい探索者も「変わり者」だと 思われているだろう。 【探索者の作成・設定について】 探索者にはシナリオ側からいくつかの設定が付与される。 PLはそれを踏まえて、キャラクターを作成してほしい。 ◆探索者のステータス 探索者は現在高校2年生であり、 年齢は16歳、または17歳となる。 ステータスは成人の探索者と同じように決定して 構わないが、EDUのみ11で固定となる。 職業技能は「将来なりたい職業」から取得すること。 ◆探索者の環境 探索者は1年前、親の仕事の都合により 高校の入学に合わせて、現在の 汐凪町（シオナギチョウ）へと引っ越してきた。 （どこから越してきたかは自由に設定してよい） この港町で1年を過ごし、ようやく新しい環境に 慣れてきた頃である。 両親は3年程前に離婚しており、 今は母親とふたりきりで暮らしている。 仕事の忙しい母親は、夜遅くまで帰らないことも多く、 作り置きの食事や、買ってきた惣菜を ひとりで食べる日も珍しくない。 家族の時間は少ないが、朝食に添えられたメモや、 作り置きされている君の好物に、親の愛情を感じている。 探索者はひとりの時間を寂しく思っていてもいいし、 年頃の少年少女らしく、解放感を覚えていてもいいだろう。 また、探索者の母親には恋人がおり、 この汐凪町の住人だ。 半年ほど前に一度紹介を受け、その後何度か 食事をしたことがある。 母親と恋人の仲は良好だが、 恋人は探索者に対して遠慮しているようだ。 ◆探索者とKPCの出会い KPCとの出会いは去年の春、 探索者がこの町へと引っ越し、汐凪町立高等学校へ 入学した日だ。 入学早々、学校に忘れ物をしてしまった探索者は 夜中にこっそりと学校に忍び込む。 辿り着いた教室で、ひとり歌を歌うKPCと出会い、 その幻想的な雰囲気に一目惚れしてしまった。 それ以来、探索者とKPCはよく話すようになり、 今となっては一番仲のいい友だちだ。 KPCにまだ想いは伝えていないが、 KPCも自分を想ってくれているのではと、 仄かに期待を抱いている。 ◆KPCについて KPCは探索者と一緒にいないときは、 ひとりでいることが多いようだ。 町の人やクラスメイトから避けられているようだが、 探索者はその詳しい理由を知らないだろう。 また、KPCは人が多い場所が苦手であり、 静かな場所、特に人が少ない時間帯の 海辺が好きであると、探索者は知っている。 KPCは探索者に対してとても好意的で、 彼女（もしくは彼）が、探索者に特別な感情を抱いていることは 探索者の目から見ても明らかだ。

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