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暁 神楽 (あかつき かぐら) イメソン：懺悔参り/羽生まゐご　宵々古今/Reol モチーフ：🦊 参考キャラ：なし 26歳/用心棒(2015)/8月12日生まれ：クロユリ(“呪い”) 初登場：『人の心は妖面の如し』HO壱 ＊職業特記：人間や自然界の動物の死体を見てもSANCが発生しない。但し、超自然的原因で死亡したことを理解すれば通常通りSANCが発生する。 ▽特徴表 ？-？ 【？？？？】 → 後の《HO情報》欄に記載。 3-4 【格闘センスの持ち主】 素手の戦闘技能３つ(キック、組みつき、頭突き)の基本成功率が50%に向上。 → 必死で覚えた護身術が、現在の職に就くことで殺人術になりつつある。基本的に殺傷は好まない為、《武道／組技（柔道）》も取得。戦場で殺しを避けるような闘いをした際に上司には甘ちゃんだなと言われたが、己のポリシーなのでまっっっったく曲げなかった。 ▽設定 「……どうも、はじめまして。お役に立てるよう、頑張ります」 「身体を張るのには慣れてます。下がっていてください」 「俺には何もありません。……他人を護ることすら、ままなりません」 　寡黙で大人しく、何処となく話しかけづらい雰囲気をした青年。普段は長い髪の毛で顔を覆っており、加えてマスクをしている。基本的に素顔を明かすことはしない。その分、はきはきと礼儀正しく話すことを心がけている。声は低いので聞き取りづらい。 　他人とあまり群れたがらず、そっけない態度をしがち。誰とでもビジネスライクのようなドライな関係を築く。しかし裏切りや約束を違えることはなく、存外義理堅い性格をしている。 　いつも一人で行動している分、何事もそつなくこなす事が多い。器用なので何かに困ることはあまりない。単独行動に慣れ切ってしまっているため、自分勝手な行動を無意識にしてしまう時が稀にある。自己犠牲を前提とした選択をする、他人の賞賛や心配を素直に受け取らない、自分に不調があっても訴えない、など。 　そんな性格をしているからか他人との交流に不慣れであり、誰かと一緒に行動するのを極端に避けやすい。でも強く逆らえない（相談が苦手）なので、強引に丸め込まれると反抗できなくなってしまう。でもでもだって…で年相応な一面を出していくつもり。 　職業はヒットマンではなく用心棒。SPとまではいかないが、人を護るために出勤することが多い。策略を練って対策するのには向いていないので戦闘担当、鎮圧のみを目的として動く。殺すことに少なからず罪悪感を持っているため無闇に手にかけることは無いが、判断は優れている為やる時はやる。ここでも一匹狼の扱いであり、半フリーランスのような存在になっている。唯一構ってくれる上司が結構好き。 　日本刀は上司からの教えもあり興味を持った。練習中なので木刀を所持。将来はきちんと扱えるようになりたいので、通過後に幕間の成長が許された場合は積極的に伸ばしていきたい所存。いつか真剣を扱えるようになるのが夢。 　また、名前が思いっきり和風なので和のものを好みがち。自分にはこういうものが似合うので……と積極的に身につける。スーツや耳飾りもそのせい。普段着も和装っぽくなりがち。 ┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄ 《HO情報》 『人の心は妖面の如し』 ▼HO 壱「狐⾯」 ――貴⽅は孤独の⼈間だ。 家族も、友も、貴⽅の周りの⼈間は関われば後に姿を消してしまうのだ。 いわば「消息不明」であり、貴⽅はその原因を知っている。 貴⽅は⽣まれつき⼈ならざるものに「取り憑かれやすい」のだ。 貴⽅にしか⾒えないそれらは貴⽅を気に⼊り、恐怖を与え貴⽅の顔を⾒たものを喰らい、連れ去り、殺していく。 それを阻⽌する術などなく、周りにもそれを解決できる者などいない。 …そもそも貴⽅の周りには、誰もいないのだから。 「貴⽅は天涯孤独の狐⾯」 【特徴表：寄せ餌（貴⽅は、⼈ならざる者に好まれやすい。）】 ▼特記 貴⽅は⼈ならざる者を「⾒る」ことができるが、そのせいか⼈ならざる者に取り憑かれやすく、⾃分に関わったものは皆⾃分に取り付いたものに喰われたか殺されているために姿を消したのを、貴⽅は知っている。 しかし貴⽅にそれを⽌める⼒はない。誰かにこの体質を相談したところでその⼈間も消えてしまうのがオチだろう。 特に「貴⽅の素顔を⾒たもの」、は必ず消えている。⾃分の素顔を隠し通せれば、貴⽅と関わった⼈間は⼈ならざる者の標的としいかもしれない。 　体質の影響で物心がつく前に自分以外の家族は全滅。気がついたら、既に独りだった。 　一家全滅の原因が神楽にあると知った親戚からは『悪魔の子』だと罵られ、養子として引き取ることを拒否されてしまった。それ故幼少期の殆どを孤児院で過ごしている。子供ながらに己に何かしらの害があること、他人と関わってはいけないことを察していたこともあり、孤児院に入ってからも極力人目を避け、喋ろうともしていなかった。 　どうしても関わらねばならない時は、せめて礼儀を尽くし、良い人間であろうと、役に立てる優秀な人間であろうと健気に努力した。 　努力も虚しく、関わった人間は軒並み死んでしまったが。それでも、どうしようもなくて、闇雲に努力を続けた。 　そんな中、唯一仲良くなった人物がいた。周囲との関わりを絶とうとしていた神楽に近づき、心の拠り所となったその人は、神楽と同じく忌み嫌われていた。彼は火傷で失明していたので、窶れた酷い顔を見られる心配もなかった。お互いを『親友』と呼び慕い、多くのことを共有し、沢山のことを学んだ。 　初めて心から大切にしたいと思った。しかしその人は、家族と同じように、亡くなった。 　彼が自分の所為で死んだ時、初めて『親友』が、強い希死念慮を抱いていたことを知った。死にたかったから、“暁 神楽”に価値を見出し、近付いた事を理解した。 　『親友』と呼ぶにはあまりにも歪んでいた。それでも、孤独な神楽にとって、この記憶はかけがえのない宝物になった。本当に酷い話だが、こんな形でも己が他人の役に立てた事が嬉しかったのだ。だから今も生きているし、自分の体質の使い道を探している。そんなものはないのだと、薄々感じはじめているけれど。 　心には今も深い傷が残っている。顔面に大きく刻まれた刃物の傷も、腹部についた刺し傷も、『親友』を殺した己への殺意の証拠だ。でも、これら全部がなかったら今の己は無いので、どうしようもないのだとなんとか割り切り、もがき続けている。 ▽通過シナリオ一覧 2021.02- 『人の心は妖面の如し』HO壱

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