タグ： 三池珠子

飛鳥の元職場で働く天才医師(？)。 腕利きの医者であるために酷使されることが多く、休みが極端に少ないために常に寝不足気味で不機嫌な顔をしている。 口では患者や同僚を貶すようなことを言うが仕事に関しては真っすぐなので言葉通りの意味ではない(本音ではあるけども)。 本来ならば嫌われてもいいものだが腕の良さとアフターサービスが徹底しているところ、なんだかんだでツラがそれなりに良い事から病院内ではそれなりの立場ではあるため実力は認められている。 認められなかったとしてもなんだかんだ頭は回るので確保はする。 やろうと思えば休みくらいいくらでも確保できるが、そのせいで患者に何かあったらということが気になるので休みはほぼ返上で仕事している。 なんだかんだ根は優しい医者なのだ。 そんな彼が軽口をたたくことが多いのが宿敵だったりする。 その宿敵よりも身長の低さはコンプレックスだったりするが基本口で言い負かそうとする。 すぐに破廉恥発言するので怒られることが多いが本人は意地悪な顔で対抗しようとする。 【特徴表】 (2,4)愛書家 あらゆるジャンルの蔵書をもっている。 ＜図書館＞に+２０％。さらに図書館に出掛けなくても、自宅の書庫で＜図書館＞ロールが可能となる。 オリジナル4-3：天使の加護 君には天使が付いている。 芸術的な才能に秀でておりそれはまさしく神に愛されるレベルである。 故に攻撃対象に入った場合、相手の攻撃技能に-10%の補正値が入る。 【ZENファイ設定】 時代：明治時代(1868年～1912年) 前世：14.教師(貴方は教鞭をふるう先生だった/<歴史><考古学>など教師っぽい技能1つに+1ｄ20) 因縁： 06.喧嘩すると構ってもらえるから仲が悪いふりをしていた オーストリアからお抱え外国人としてやってきた教師。 大学で教鞭をとっており、専門的知識に富んでおり彼の授業を聞きたくて多くの生徒が通ってきた。 彼も待遇の良さもあってそれなりに満ち足りた生活を行っていた。 しかし学校側との折り合いを悪くし、退職後家塾を開いて多くの子供たちに教育を施すようになった。 日本語が上手ではなかった点と元からズバズバという性格から態度が悪く見られるも熱心に子供たちに向き合う姿勢は見せていたため子供たちからの評判は良かった。 大学時代に教えていたのは語学(ドイツ語、または日本語の変遷など)だが、小学では平仮名や片仮名などを教えていた。 そんな彼の元に一人の女性が現れる。 たどたどしく妖しげな雰囲気をまとう女性に警戒しつつも過ごす時間が増えるたびに純粋無垢な無害な存在だと判断しからかい相手として認識。 女性が来るたびに毎度話に付き合ったりしており、時には故郷の話をしたり菓子を渡したりと彼なりに充実した時間を過ごしていた。 そんなある時、夜中歩いていたところ鈴のような音が聞こえこっそり近づいたところ黒い異形を目撃。 しかしメンタルが強かったため(POW14でSAN値チェックの出目15)発狂することはなく、またどこか異形の存在が気にかかり見ていたところよくあらわれる女性であると分かる。 警戒心を持ちつつも今までの行動や態度から悪意があったわけではないこと、一生懸命に勉強していることからその日以降子供たちへの教育カリキュラムを組む片手間にそっと彼女に向けて色んな教材を作ったりしてさりげなく渡すようになった。 彼女との日々は満たされており、共に生きることを願いつつも自分が一緒にいれば輪から外れることになる可能性もある。 それ以外にも何かしら彼女に害があることが起こるかもしれないと判断し自らの気持ちを伝えることがなく、ただただこの時間が過ぎることを願い続けていた。 時代が過ぎ1914年(大正3年)に敵対国として弾圧を受けるようになり一時日本から離れることになる。 その時に『待っていろ、必ずまたお前の前に現れる』と皮肉を込めつつも約束を行い去って行く。 帰国後も彼女の存在が気にかかっており、無事であることを何度も願い続けた。 そうしているうちに彼自身も徴集をかけられて戦場へと送られることとなる。 幾度の死線をくぐらされ、いつ死ぬかもわからないような恐怖を抱きつつも彼女との約束を果たすために戦い続けた。 物語で言えばここで死ぬのが定石だが彼は意地で生き残った。 傷は多く受けたものの五体満足の状態である。 戦争が終わってすぐに日本へと向かい、『死人でも見ている顔だな』と相変わらずの悪態をつきながら戻ってきた。 その後はまた小学で教師をしながら前のように彼女との会話を楽しむことを日課に過ごすようになった。 変わったことは周りの視線だけだが彼がそんなことで折れるようだったらこんなところにはいなかったのであった。 それからはずっと日本で暮らし、75歳を迎えた後も日本に骨を埋めることとなった。 生涯妻を持つことはなく、それは彼女に遠慮したとかではなく自分にふさわしい女がいなかったと語っている。 それが本音だったのか強がりだったのか、それは本人にしか分からなかった。 言えることとしては彼の生涯に後悔など一度もなかった。 死ぬ間際、一冊の本を書き上げてとある人間にそれを託した。 ーー自分が死んで彼女が動けなくなったらそれを渡してほしい。それが彼女が歩みだすきっかけになればと願っている そう言い残していた。 結局渡されたかどうかは不明であるが、言えることとしては現在もその本はその人物の手の中にある。 いつか今を生きる彼女に読んでほしいとその人物は思っているが本人としては黒歴史だ!!抹消すべき過去だ!!と騒いでおり返せとせがんでいる。 前世はローデリヒ、譲二と親戚関係だった。

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