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そこだけポツンとスポットライトが落ちたような、そこだけ色彩が欠けたような。 何かが抜け落ち欠けたような。 そんな雰囲気を纏わせる深い青色の少女 彼女の下におちた黒は、全てを飲み込む深い淵 覗くならば覚悟を、深淵もまたこちらを覗いているのだ HO4 架淵深想（かぶちみお） 16歳、誕生日は9/9 身長は156、体重は43kg 8歳の時に保護され、13ででスカウト。 常に何かが足りない気がしている イメソン「メフィスト」聞きながら読んでみる？　はい＞　いいえ＞ みおには多分家族がたくさんいました。 みおはみんなが大好きでした。 みんなも多分みおが大好きでした。 大事なものを守り助けたいと思いました。 みんなのことを守ろうと思いました。 …でも無くなってしまいました。 少なくとも今のみおにはありません。 どうして無くなってしまったのか、どこに行ってしまったのか あんまり思い出せません。 でもこの力のせいなんだろうと、ここに居たらなんとなくわかります。 みおが悪かったのでしょうか？ みおが全てを奪ったのでしょうか？ でもみおにはこれしかできません。 ならこうするしかないのです。この力をせめて「人を助けるもの」にするのです。 もうこれ以上無くさないために。 架淵深想は、自分のことが嫌いです。 微かな記憶から自分とこの力のせいで“家族”がいなくなったと感じています。 せめてこの力を人のためにと思い、この力をどうすれば表向き綺麗に映るのか考えている中でふと歌が頭に流れていました。調べると魔法少女が世の中の悪意の根源と戦うお話でした。（アイデア成功）彼女はそれを見て魔法少女になりました。 “家族”に固執している 灰は白にはなれず、黒くなるしかない。 真実が白なら嘘は黒？ 影の中は静かで好き。 みおが生きる理由は贖罪です せめて人を救う人になりたくて、でも黒にしかなれないから、魔法少女という皮をかぶって生きるのです。

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