タグ： MoMo家の男性陣

~~~~~~~~~~~~~~~~~ 1-04：オシャレ いつも身だしなみに気を使っている。APP+1。 3-05：銃火器の達人 銃火器と何かの縁があり、普段から親しんでいる。 火器技能5つ(HG、SMG、SG、MG、AR)の基本成功率が50%となる。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~ 警視庁刑事部捜査第一課に所属する男性。 現在は班を仕切る班長であり、連続殺人犯モズを追い続けている。 見た目は刑事としてはチャラく、茶髪の髪にクリーム色のメッシュを入れている。 本人曰く「今の流行りはこれらしいぞ」と自慢げ。基本流行を取り入れているらしい。 性格は大胆不敵。 犯人を前にしても迷わず突っ込んで確保する。軽傷を負うこともあるが特に本人は気にしていない。武闘派を自称しており基本的に近接戦を好む。 犯罪者に対して更生の余地があると思いつつも、心のどこかで犯罪者へ強い憎悪の念があるらしい。 班員に苦言を呈されることもしばしば。頭を使っていないわけではなく、直感がよく当たるタイプ(と本人は自称している) 自身のことを「怪物」だと心の奥底で思っており、少しでも「人間」になりたいと思っている。 現在、一人暮らしをしている。自炊で美味しい料理を作るのが結構好き。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~ 【詳細な過去】 出生が特殊。 26年前、婦女連続殺人事件が起こった。犯人は自営業の男性。 目につく女性を誘拐しては強姦後に殺害。山へ遺体を埋めて隠蔽していた。 被害に遭った女性は三人。三人目に誘拐され殺害された女性は犯人との子供を身ごもっていた。 気まぐれか、なんらかに利用しようとしていたのか、犯人は子供を出産させてから女性を殺害。 それから数日後、四人目の女性を誘拐しようとしていた犯人を警察が確保。 男性は呆気なく逮捕された。犯人の経営していた店の地下にはやせ細った赤子が転がっていた。 この赤子というのが、探索者になる。 その当時、事件を担当していたベテラン刑事は赤子を引き取り、我が子のように育てた。 探索者にとっては、ベテラン刑事こそが本当の父親だ。 本当の出生を探索者が知ったのは高校生の頃だった。 特に不自由もしていなかったが、父が母のことを話さないのが妙に気になった。 少しの違和感を辿るように、自身の出生を調べて辿り着いたのは酷い現実だった。 自分と父に血の繋がりがないだけでなく、救いようのない犯罪者とその被害者の間で生まれた子だった。 事件の詳細を調べれば調べるほど事件の凄惨さ・世間の目・被害者遺族の言葉、全てが自分に向けられたものに感じた。 真実を知った、と父へ伝えなかった。出生を調べてからも父の口から事件のことを聞くのが恐ろしくて、何も言い出せずに日々は過ぎ去った。 ある日、進路相談で探索者と父と担任で話をした。相談は空に浮かぶ雲のように曖昧に終わった。全ては探索者自身が「何にもなりたくない」という意思を遠回しに伝えたからだ。担任はあたふたとして、探索者と父の顔色を窺った。父は「今日はここらで」と話を強引に切り上げて、教室を後にした。 この日、父との帰り道は酷く静かだった。 普段であれば雑談のひとつ、冗談のひとつだって話すものだ。それも全て父から話してくれるものがほとんどだったのだと、この時に気が付いた。 「なんで下ばっか向いてんだ」と。父は静かに言った。長い沈黙の末、自分には無理だとだけ応えた。 自分は普通じゃない、誰も自分が生きることを望んでない、本当の父も、被害者の母でさえ。 どうして生まれてしまったんだろう。 口に出したつもりはなかった。 でも隣を歩いていた父が鬼の形相でこちらを向き、自分の頬を殴った。 「馬鹿を言うな」　 とても痛い。 勢いのまま地面に伏せて父を見上げる。 「俺は、お前が生きてくれて、嬉しかった」 常に仏頂面で笑うことだって少ない父が涙を流していた。自身の口元から鉄の味がする。人間の血液には鉄分が多く含まれているから、鉄の味がする。 自分にも人の血が流れていることに安堵した。 父は鬼の形相で涙を流し、自分を抱きしめた。殴られた痛みを忘れてしまうほどに強く、強く。 「救えなかった命がごまんとある。でも、そんな中でお前を救えた。俺にとってお前は光だ」 「生きろ、俺よりずっとずっと長生きしろ」 父は自分の頭を乱暴に撫でる。街中で父が漢泣きするものだから、公園で遊ぶ子供たちが物珍しそうにこちらを見ている。 でも、父は気にしない。きっと気づいてないのだろう。 自分に言葉を伝えることに必死なんだ。 ——この人の悲しむ顔を見たくない そう思った。 ゆっくりと震える体を抱きしめ返す。自分を救った大きな背中が今はなんだか小さくて笑えた。 自分という存在はきっと誰にも認められない。でも、唯一自分を救った父だけは自分を見てくれた。 だからこそ、父と同じ場所に立ちたいと思った。刑事を目指すと初めて父に告げた時、開口一番「やめとけ」と言われた。しかし、この父は「やめとけ」以上に何も言っては来なかった。恐らく自分の決断を無碍にしたくなかったが、つい言葉が溢れたんだろう。 憧れた人の背中を追いたい。父と同じように誰かを救って手を差し伸べたい。 怪物の子ではなく、あなたの子になりたい。そんな想いが強く警察を目指した。 時期に父は定年を迎えて、刑事を引退。 探索者は以前まで父が所属していた捜査第一課に配属された。 現在の父は「刑事に本当になりやがって」と悪態をついたあと「立派な息子を持って嬉しいよ」と笑ってくれた。 父は現在、田舎に住居を移し子供たちを見守るボランティアをしているため、別々に暮らしている。時々、連絡を取り合っては近況報告している。 服装や髪型に気を使っているのは、自分が「人」として形作るために容姿が大事だと思っているから。趣味などではない。義務感。 警察学校では重火器系の成績がすこぶる良かった。天性の才がある。 ~~~~~~~【プルガトリウムの夜　HO1秘匿内容有】~~~~~~~~~~ 自分は結局怪物だったのだ、と思った。 刑事としてのキャリアを積み始めて数年経った頃。 救えた命・救えなった命があり、その後悔に揉まれながらも相棒である【桃下 冬香(ももした とうか)】とも上手くやっていた。拳銃の腕がたつのは複雑な気持ちだった。武器の扱いに長けているのは、つまり人を簡単に殺せるということだったから。銃を撃つときは必ず冷汗が流れた。それは数年経った今でも変わらない。胸中を渦巻く、自身の迷いが銃弾に乗ったと今では思う。 一年前の事件で人質に取られた部下【韮澤 理紫(にらさわ さとし)】を誤って射殺した。犯人は逮捕されたが、彼は殉職。彼の拳銃も紛失してしまった。 あれから拳銃を持つと息が荒くなる。視界がブレて、足が竦む。拳銃を構えることが恐ろしくてたまらない。だからこそ体術を鍛えた。これ以上に自分が殺害を犯すことを恐れて。 事件以降、夜には必ずと言っていいほど悪夢に魘される。自身が暴走し、部下を相棒を撃つ夢。それが数日続くようになってからは酒を浴びるように飲んだ。 気が付けば眠りについている、恐らく気絶に近い。酒を飲む機会なんて父と出会って酌み交わすぐらいだったが、今となってはそれがないと眠れなくなっている。 父へ事件のことを伝えていない。彼に失望して欲しくない。そう切に思っている。 【桃下 冬香(ももした とうか)】と組んだ一年間でとても信頼を寄せている。その為、自身の出生や考え方についてはほとんど共有している。 「煙草、辞めた方がいいぞ？」とよく桃下へ言うが煙に巻かれててほしい。 同じく1年前から仕事を共にする監察医の【佐々羅 透李(ささら とおり)】とは、共に様々な事件を解決まで導き互いの仕事を認め合っている。 【名前の由来】 「柴犬」がモデルなので、「“しば けん”すけ」 また名前はベテラン刑事が「健やかに育って欲しい」という意味で「健」の文字を使っている。 父の名前は「司馬　健士郎」 ―――【通過シナリオ】――― 不定2　1か月

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