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傭兵一家に生まれ傭兵としての技能を叩き込まれてきた。 それを如何なく発揮できるだけの体格と筋力に恵まれたが、性根の優しさからどんなに遠くからの狙撃でも一定サイズ(中型犬ぐらい)以上の生き物を殺した手応えがあると胃痙攣を起こす体質になった。 胃痙攣を起こさないように胃にタツキと名付けて労っているがあまり効果は出ていない。 両親がキャッサバ会という宗教団体の信者で、教えに従い迅にもタピオカミルクティー(500ml)を持たせている。迅はタピオカやキャッサバに対する信仰心はないのでタピオカミルクティーの中に防水フィルムに入れた銃弾を仕込んでいる。 また、服にも各所にばらしたライフルの部品を仕込んでいて組み立ればすぐに使えるようになっている。 自分の性格と職業の不一致に悩んだ末、両親に傭兵としての能力を落とさないという条件付きで一時的に傭兵を休業する許可を得て2年前から日本のドッグカフェで働いている。 (傭兵時代にできた傷だらけの強面のために面接で店長(54歳/男性)を泣かせてしまった前科があるためキッチン担当) 最近力加減を間違えてお気に入りの豆柴マグカップを粉砕してしまったのでとてもしょんぼりした。 治験のバイトを紹介され、少しでも世の中の役に立てばと応募した。

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