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不辜のサァカス ナイフノモツレ　サーカス団員（オリジナル職業）ベース（技能：応急手当を目星に変更） モチーフ宝石『ヴァイオレット・サファイア』 サーカス団の中で『道化師』という役割を担っているが、その役の陽気そうなイメージに反して本人はとても陰気な性格をしている。常にオドオドビクビクと視線が泳いでおり、無口がちで何を考えているのか分かりづらい。当然主張などが強いはずもなく、会議のような意見決定の場で話を振られると「どちらでもいい」やら「あなたが決めたほうでいい」やらと答える。基本的に「自分はこちらがいいと思う」といった類いの発言はしない。本当に自分の意見を有していないのか、それともそもそも自我が薄いのかは、本人の口から語られないため不明。とはいえ、普通の日常会話程度なら、会話のテンポは珍妙だが行うことができる。あんまりいっぱい喋ると疲れるらしい。 下手をしたら日常生活もままならない程度の陰キャだが、それでも道化師としての仕事はちゃんとしているし、それに対して誇りも持っている。舞台の上では芸はもちろんのこと、語りなどするのであればそれもしくじらない。普段は無に等しい意思決定能力も、道化師のこととなると10%くらいに跳ね上がり、こうしたほうがいいだのそっちのほうが見栄えがいいだのたまに意見するようになる。しかし、団長が見栄えなどの初歩的なことを理解していないわけはないので、基本は団長の言う通りにしている。 一人称はボク、二人称はアナタ、相手を呼ぶ時は名前で呼ぶ。 22/05/29　「不辜のサァカス　ナイフノモツレ」HO4 ここから先COCシナリオ「不辜のサァカス ナイフノモツレ」ネタバレ注意 陰気なのは演技でもなんでもなく、元来の性質。アサドに入る前からこうで、アサドに入ってからもこう。今自分が仰せつかっている任務は、団の人間にバレたら色々と差し支えがあることは理解しているため、隠しごとをしているし嘘も吐くし誤魔化すが、普段はそんなに後ろ暗いことをしているという認識がないため、嘘は下手なほう。生贄の件も含めて別に本当のことを言っても問題ないのになと思っている。とは言え自分の意見は持たない質なので、隠せ嘘を吐けと言われたらそれに従う。 意思がないなりに『アサド』及び『アスラン』に惹かれ、崇拝している。アサドに入団しようと家を飛び出したことは、人生で初めての自発的な行為であり、後にも先にもこの1回くらいしかこんなに大胆な行為はしないだろうと思っている。そもそも、大胆な行為をしようと言う対象に出会っていない。それほどアサドというサーカス団は鮮烈で、キラキラして見えた。何故、ここまで意思がない自分がアスランに気に入られているのかは分からないが、気に入られているうちは存分に彼に尽くしたいと思っている。言われたことはなんでもやるし、聞かれたことはなんでも答える。その結果いつか使い捨てられたとしても、全く問題ない。そもそも彼ほどのカリスマがたかが一般人の一個人に執着するなんてこと、あるわけないのだ。自分の存在は、良くて使える駒、悪くて暇潰しの道具くらいの認識だろう……と本人は考えている。好きに使ってくれて構わないし、いらなくなれば殺してくれたっていい。アスランがどんな判断を下そうが、それを否定することはない。 道化師としての誇りはあるため、それがユラであろうが別のファンであろうが、褒められればそれなりに嬉しく思うし、貶されれば次は同じ失敗はしない、と気を引き締める。しかし、ユラがどうして自分にここまで執着するのかはいまいち分かっていない。別に迷惑だとか面倒だとかは思ったりしないのだが、そこまで彼を豹変させてしまう何かを自分は持っているのだろうか？と思っている。特にない……というか、何もないが。ユラのような存在は今までの人生で関わったことがないため、対応を決めあぐねている。そもそも自分で何かを決めることは苦手なのだから、ユラが、もしくは別の誰かがハッキリ対応を決めてほしいと思っている。アサドに戻れば、もしくは任務のことを話せば態度は良くなるんだろうか。自分に矛先が向いている分にはまあ本当に構わないが、その矛先が今のサーカスの団員や、アサドに向くとしたらそれは嫌だなと思っている。色々面倒なこともあるし。 一般的な情がないとは言わないが、倫理観含めてかなり薄め。そのため、アスランからの『今のサーカス団を壊滅させること』という命令は、過不足なく実行するつもりである。それで自分の立場や命がどうなろうと、あまり興味がない。命令されたことをその通りに行えれば、あとはどうでもいいのだ。 →[永久発狂] フェティッシュ＜最高のエンターテインメントの追求＞

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