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私立白鳥台女子大学附属高校2年。アメリカ人と日本人のハーフ。 ニックネームはケイト、キャシーなど(自称)。友人たちに呼ばせようとしてきたが、三宝院家の令嬢だということは知れ渡っているため 本当はニックネームで呼ばれたことがない。 目立ちたがりの気が強いギャルお嬢様。 クラスメイトの清水谷ひまりに対し対抗意識を燃やしているが、友人だと認識している。 最愛の妹のタコスを無限に甘やかす。基本的には妹のやりたいことはすべて応援してあげたいが、危険だと判断すると割って入ってしまう癖がある。 妹に山の新鮮な空気を吸わせようと計画したピクニックは、怪しげな館「桔梗館」へと迷い込んだことでとんだホラーサスペンスへと変わってしまった。 キャサリンにとって、今回の事件は実に後悔が多いものになった。 １つは、すべてがイレギュラーな場の空気に飲まれて妹を1人キッチンへと向かわせてしまったこと。 １つは、少なからず自信を持っていたはずの観察眼が鈍ったか、善良な人物を信じ切れず、死なせてしまったこと。 失ったもの、失いかけたものが強く心に刺さり、彼女の傲慢さに対する薬になったのかもしれない。 しかし、得たものも大きかった。 最愛の妹に対して、より愛情が増しただけでなく、妹の頼りがいのある一面があることを発見した。 そして、ライバルとしての認識が強かった清水谷ひまりに対して、彼女が家に訪ねてくるようになったことから気の置けない友人へと距離が縮まった。 夕張ねおんは、三宝院家としての自分を気にしないことから一緒にいて気が楽な友人になった。 瑠璃玉あざみに対し、後光がさしている面白いセンパイだと思うようになり、見かけるたびに絡みにいくようになる。

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