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普段は普通の男の子を装っているが私生活では女装をして生活している男子高校生。 小さい頃、田舎のしきたりにより親に女物の着物を着せられて生活させられていた。 ド田舎であったので同じ年くらいの少年は周りにおらず、本人は普通だと思い込んでいた。 中学から都会へと引越し、それが異常なことであると知ってからは男の服を着るようになるが、 街で見かける女の子の服を見るたび胸の中で何かがくすぶるような気がしていた。 高校に入り思い切って母親に着物を貸してくれるようにお願いすると快くOKをもらい、 嬉々としてその着物に袖を通し、全身鏡を見た瞬間、体中に電撃が走ったかのような衝動に襲われ、 彼は気がついてしまった。 「その辺の女の子よりも、俺の方が可愛い…」 幸か不幸か、彼の顔はとても中性的、いやむしろ女性的といった方が良いような美しい顔立ちであった。 それ以降、彼は私生活で女の服を着るようになる。 可愛い服を着こなしたい。その思いからメイク、髪型、そして既製品ではもう満足できないと 果てには裁縫に手を出した。 しかし、彼はあくまで男子高校生。本当にこれでいいのだろうかという思いから、学校では打ち明けられず、 両親と親しい間柄の友人にしかその姿は見せていない。 女装時でも友人たちの前では無駄に男らしい行動をとるが、何も知らない人の前では物静かで おしとやかな性格（声でバレたりするのが怖いから）。 服は小さい頃の名残で和装がお気に入り。だがゴスロリも好き。 参考資料として街中の女の子の写真を撮らせてもらうことも。

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