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少し童顔なギャンブラー。不健康レベルで痩せている。嘘つきで表裏世界にあらゆる顔を持つ。そのためあらゆる偽名を使っているが、一応本人の中での本名はリン。一人称は僕、二人称は君。カジノ以外の場所では変装しており、特に裏世界では顔の一部を隠している。何年もこうして生きているが、未だに同一人物とバレたことは無い。まるで女優かのような演技力がそれを可能にしているのである。メイクで顔立ちを変えウィッグをつける他、声、話し方、仕草、座り方、癖までも作り上げて演じる。ちなみに、いつバレるかわからないこのスリリングな状況を毎日とても楽しんでいる。 重度のギャンブル依存症。賭け事は何であれ好き。お金はもちろん命を賭けることも厭わない。何事においても賭けようとする癖がある。ギャンブルが楽しくなるなら異常な条件も受け入れる。 カジノ界での名前はリン・プリムローズ。ギャンブラーの中ではそこそこ有名人。イカサマは自分がするのは許せない。他人の場合、イカサマしている人と一緒にプレイして少しずつ炙るように暴く。とても楽しそう。基本的には一日中、どこかのカジノにいる。客としていることが多いが、たまにディーラーに駆り出されている模様。イカサマをしない良い客として丁重に扱われているが、持ち前のコミュニケーション力によりディーラーとしての評価も高い。もちろん煽る。 情報屋としての偽名はキャサリン。一人称は私、二人称はお客様。いつも暗めの金髪のウィッグに黒マスク。気だるげで根暗そうな人格を演じている。爪をいじる癖があり、何か悩む時は決まって髪の毛をいじるという設定。決まり文句は｢どうぞこの根暗者のキャサリンにおまかせあれ｣。カジノでの会話などから得た情報を売っている。コミュ力と巧みな話術で相手からさりげなく情報を引き出すことも可能。カジノにはマフィアの派閥や職業関係なく人が来るため、あらゆる方面の情報を握っている。求める対価がそこまで高く無いため、一部のマフィアに贔屓にされている。情報の正確さは折り紙付き。なんてったって本人に聞くんだもの。 取引屋としての偽名はイザベル。一人称は私、二人称はあなた。黒髪ストレートロングのウィッグに赤いカラコン、メタリックなシルバーの細い縁のメガネをしている。知的で冷静な女性を演じている。取引の話になると左手でメガネを一瞬持ち上げたり、立ち上がる時に後ろの髪を左手の甲に滑らせるようにはらったりする癖がある設定。あらゆる物を仕入れている。表の世界はもちろん、海外の裏社会にもツテがある。繋がる組織の数は少ないが基本的に大きいところとつるんでいる。情報の取引はしておらず、物と金の取引がメイン。たまに物々交換も行う。前金を貰わないと動かない。 大学生としての偽名は鈴掛 アオイ。一人称は私、二人称は〇〇さん。日本のH橋大学に通っている成人女性でこげ茶色のウィッグを左下に纏めて結び、茶色のカラコン、マスクを着用している。もちろん偽の戸籍。大人しく優しい控えめな女性を演じている。マスクの鼻の部分をクイッと持ち上げてから話し始めるのが癖で、褒められると俯いてありがとうと言うのがお決まり。決して顔がいい訳では無いが、大学内で可愛いと話題らしい。ちなみに彼氏はいない。実はあらゆる会社のお偉いさん達など、謎な人脈がある。たまたま飲み先で、たまたま新幹線で隣で、などなど理由は様々。何がどうしたらたまたまで個人情報を得られるのだろうか…。(ドジったフリして助けてもらって、見える物から職業を言い当てて仕事に関する話を膨らませる。) このように様々な偽名を持っているため、本来の自分が見えなくなりがち。しかし役を混同することは決してない。他の偽名でも反応せず、自分はその役本人だと思い込んでいる。 英語圏の貧しい家に生まれた。5歳頃に親に売りに出され、買われた日本人に奴隷のような扱いを受けた。さらに17歳頃から風俗に働きに出される(デリヘル)。そんな中、夜道で見つけたのが賭博場。小さな賭場だったが、運に身を任せる世界は彼女にはキラキラして見えた。希望を見た瞬間自分が暗い世界にいることに気づき、すぐさま主人を殺した。それからすぐに風俗をやめ、カジノを本拠地にあらゆる裏の職業に手を出していった。人殺しの仕事には体力的な問題で関わっていない。このような過去が原因で、表には出ていないが男性が苦手。できることなら触れたくないし、何なら関わりたくない。咄嗟に男性に触られると、どの顔をしていても無意識にパシンと手で払ってしまう。たまに告白されて付き合うことがあるが、もちろん全て遊び。大抵2,3ヶ月程度でいざこざを残さないように別れる。性行為は全力で避ける。ガチで付き合うとか本当にありえない！ かなり博識だが、過去の通り学校には行っておらず独学。判断力や推理力もなかなかのもの。見たものを写真のように記憶することが可能。顔はもちろん、資料などもある程度は記憶に残る。 決まった家は無く、寝る場所は大抵とある闇医者の診療所。その闇医者の前では素でいられる。 ｢んぇ〜、眠い。ベッドかーしてっ！｣ ｢丁度いいや、賭けようよ。僕はこっちに賭けるから。君は？｣(リン) ｢ねぇそこのおじ様、僕と遊びませんか？｣ ｢あれ、それなんかおかしくないですか？僕の気の所為かなぁ。まさかダイスの転がり方が重力に逆らってるなんて、そぉんなことないよね。ごめんねぇディーラーさん。｣(リン・プリムローズ) ｢あー、この度は、こんな根暗者を使って下さりありがとーございます。んで、どんな情報がご所望ですか？｣ ｢はい、お望みの。うまぁく役立てて下さいねぇ。私は知りませんけど。｣(キャサリン) ｢注文承りました。早速動きたいのですが、前金を頂けますでしょうか。｣ ｢こちらが注文の品になります。間違いないか確認をお願い致します。それとお金もお忘れなきよう。｣(イザベル) ｢きゃっ…！？あ、す、すみません……これ、あなたの名刺ですか…？しゃ、社長さん！？ひぇ、誠に申し訳ないです……。｣ ｢へ！？あ……あり、がとう……。えっと、みんなもすごく可愛いと思います…！｣(鈴掛アオイ) イメージフラワー(？) プラタナス

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