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──────────────── 　忠誠がブレるくらいなら盲目で構わない。そう言い聞かせているのは果たして誰に対してだろうか。 ──────────────── シナリオオリジナル職業「月のうさぎ」 職業ポイント：[EDU*20] 職業技能：跳躍、聞き耳、機械修理 ＋次の技能から1つ選択：任意の知識系技能、交渉系技能 ＋次の技能から2つ選択：任意の銃火器系技能、任意の近接戦闘技能、投擲 ＋次の技能から2つ選択：任意の銃火器系技能、応急手当、重機械操作（HO2の場合） 特記：＜聞き耳＞＜跳躍＞に＋30%のボーナス。 ○技能の補足 ❚個人技能 　：仕事兎のため、個人的な時間の殆どを自身の仕事に関係することに使っている。 ○特徴 　※今回は不採用 ○容姿 　首元が隠れる程度で揃えられた青い髪。几帳面そうなかんばせに、そばかす、黒縁の眼鏡。 　ぴん、と背筋を伸ばした彼女の背丈は同世代より高いだろう。 　軍服に身を包み、ヒールの高いブーツを愛用している。 ○性格 　真面目でエリート志向。融通の利かない堅物で、他人にも自分にも厳しいタイプ。 ○設定 　兎という種族であることに誇りをもっており、その中でも選ばれた精鋭として働くことに意義を感じている。 　嫦娥姫様至上主義。嫦娥姫さまを個人的に慕っているというよりは、自身の上にたつものの手となり足となることを善しとしている。 　他者にも自身にも厳しく、常に冷たいような対応を取る。少なくとも今の彼女はそういった生き方しか知らないのだ。 　また、自身の種族を尊ぶあまりに、その他を見下すきらいがある。 　名は李商隠の詩経『嫦娥』の一節より。 一人称：私 二人称：貴方 #83ccd2 ●AF ●呪文 ≪見たことがある≫ ≪所持≫ ●遭遇した神話生物 ≪名前だけ知ってる≫ 　・イ＝スの偉大なる種族 ≪見たことがある≫ ≪遭遇≫ 　・ムノムクァ 　・ムーンビースト ●通過シナリオ 「ムーンラビット・ライオット」HO2 生還 　SAN｜現在SAN値 ○通過シナリオ：詳細（※敬称略） ──────── 「ムーンラビット・ライオット」 ❙KP 　緑桜もこ 　 ❙PL｜PC 　HO1：八九二　｜長雨 　HO2：SR　　 ｜夜心 　HO3：あおぞら｜梨兎 　HO4：ちーず☆｜ザルソバ 著： ──────── 以下、通過シナリオのネタバレ有。 ▼『ムーンラビット・ライオット』バレ ───────────── ●HO2　月面都市「嫦娥宮」の軍兎（ぐんじん） 　：　未だ決められたレールの上を歩くことしか知らない、無垢で冷徹な兎。 〝　時折、考える夜がある。私の兎生に意味はあるのだろうか、と。……私にとって『生きる』とはどういう意味を持つのだろう。果たして、そんな問いに答えを見出す必要はあるのだろうか。放っておいても私は既に息をしていて、しなやかに動く手足を持っている。私は哲学者ではないのだ。下らない戯言を零す暇があるならば、仕事と向き合っている方が幾分か生産性がある。何も出来ない生き物と同じになんてなりたくなかった。それでも考えてしまうのだ。一体私は何のために生きているのだろう、と────。　〟 〝　お任せください、と言った。それだけでほんの少し息がしやすくなった。私という存在が何かの役に立っているのはとても喜ばしいことだ。少なくとも今この瞬間、私は生きることを許されているように思えるから。　〟 　└ 彼女は規律に厳しく、それに対して疑うことを知らない。そうする意味がないからだ。 　　 だが、どこかで今の兎生に満足できていないところがあり、自身の命の価値（自分の生きている意味）を探し続けている。 「ハル、いい加減になさい。貴女に求めていることが何か分かりますか、命令に忠実である事です。余計な口を挟む暇があったら成果を出しなさい。仕事に意欲のある無能が最も迷惑なのです」 「嫦娥姫さま、私にお任せください。必ずや軍兎殺しを見つけ出し、愚か者に裁きを与えてみせましょう。輝夜などという平和ボケした大罪兎もすぐに明らかにしてみせます。貴女様の名声が奪われること等あってはなりませんので」 ─────────────

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