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32歳。中肉中背で優しそうで無害そうな見た目の男。ちょっと猫背気味の糸目くん。いつもにこにこ。警視庁特殊犯罪捜査零課に所属する刑事。同僚の誰よりも電子機器の扱いに長けている。 仕事はできる部類の人間であるが、手を抜きセーブしながらやっている。全力は出さず、大体60%の力を継続して出している。そのため業績がいいとはあまり言えない。 仕事柄、ディスプレイと睨めっこしてばかりなため、本人は｢人との対話は不得意｣と自称している。しかし実際はそんなことはなく、自分を下げに下げ、相手より下の存在と認識させ懐に入り込むという技をくり出したりするぐらいは器用に社会で生きている。お姉様やおじさまに可愛がられがちでよく利用する。 愛嬌で対人関係をしてきたが、最近年齢を重ねてきて後輩も増えてきたため、優しさを売ることを覚える。そのため後輩ちゃん(零課でない)には｢おっちょこちょいだけど優しくて頼りになる先輩｣と言われる。 彼の出来ないは｢やらない｣である そのため、本当に大切なことは他人に頼まない。 基本｢自分が良ければそれでよし｣の考えを掲げていて、他人のための善行も、見返りなど自分のためと言い聞かせてやっている。しかしながら根が優しいため、困ってる人を放っておけない。利益がなくても、人助けをしてしまうこともしばしば。屑になりきれない、いい子。しかし天邪鬼なため、お前のためじゃないと言い張る。 年上や上司にはいい子ちゃんでおっちょこちょいに振る舞い、同僚には雑に、後輩にはゲロ甘な対応をする。自分の利益になるか否かで人を選びながら生きている。 ヘビースモーカーで辛党。甘味は和菓子は食べるがチョコ飴類は苦手。みたらし団子を好むがべたべたするからあまり食べない。タールの重い煙草を頻繁に吸ってる。食事と人生に刺激を求める。 お酒はそんなに飲まないが飲めないことはない。ほろ○いなら2,3杯まで平気。しかし同僚と飲むと必ず潰されるので絶対飲まない。酔うといつも抑えてる分毒舌になる。それを超えて楽しくなると脱ぐ。頼めばすぐ脱ぐ。言われなくとも脱ぐ。 女性の好みのストライクゾーンは広いが、一番好きなタイプは黒髪清楚の大人しく知的な人。話してて楽しい女性がいいなと思っている。しかしながらスタイルのいい人はついつい目で追ってしまう。最近恋人に仕事を理由にフラれたためフリー。 同僚のゴリラには｢糸目｣と呼ばれているが、誰もいないときは普通に開眼してる。それでも細目(つり目？)。開いても細すぎて目つきが悪い。別に開いてた方が見やすいし利点も大きいが、目に感情が出やすいタイプなので見せない利点を取った。 以前は零課の人間の前では、ちゃんと目を見開いている姿もあったが、最近は瞳を見せることはないし瞼越しでしか目が合わない。 ｢もうなにも見たくない｣という感情から由来するものかもしれない。 趣味という趣味もないため、なんとなく繰り返される日常に飽き飽きしている。この状況から抜け出したい。 以外 庭師は何を口遊ぶ ネタバレ そんな彼にも、生きる上の目的がある。それは｢生き別れの妹｣を探すことだ。中学生ぐらいまでの記憶はほぼない(どうでもいい記憶ばかりだった)ため、顔も覚えていない。 しかし、｢探さなければならない｣という強迫観念のようなもので動いている。それはきっと彼が家族からの愛情なるものを受け取れなかったからだろう。彼にとって家族とはただ顔色を伺い、相手の求める言葉を囁き機嫌を取っていただけの関係性だったため、妹へ淡い期待を抱いているのかもしれない。 ｢無条件の愛｣を注いでくれることを。 ｢どうも〜、こんにちは！警視庁特殊犯罪捜査零課の紺野棗です。最近起きた不審死について捜査をしているのですが、なにか知っていることありませんか？｣ ｢ｴ、明日提出の資料？……進捗6割です｣ ｢えぇ、また追加ですか！？僕そんなに出来ないですよぉ。あの脳筋とか手空いてるんじゃないですか？｣ ｢ヤニ切れ｣ ｢僕も外出るんですか！？僕コンピュータとの対話はできますが人間相手に上手く話せませんよ？｣ ｢あぁ！もう！なんでゴリラに高価なもん持たせるんかな！ポケベルで十分だろ！｣ 問死の定義を教えてくださいネタバレ 後遺症　世界から忘れられた迷子

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