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天気予報士…アイデアに成功すると1d6+1時間の天気がわかる。 受け身…ショックロールの成功に+20% 笑顔の素敵な体育教師。 バスケ部顧問。 おおらかで生徒たちから親しみやすく、若いこともあって逆に舐められやすい。 持ち込み禁止の雑誌とかゲームとか見つけたら「何やってんだ〜！」と小突くくらいで没収はせず、後に「今週のやつ読んだか！？めっちゃ良かったよな！」と話題に持ち上げたりする。 「おーい、お前ら静かに、しず、ちょ、おい、こら、鎮まれぇぇえい！！」 「はっはっは！　先生に雪玉当てたやつらは後で覚悟しとけよー！」 「先生はな、お前が心配なんだよ」 ・室崎翔はかつてDVを受けていた。 彼には妹がいる。 ヒステリーを起こした母の暴力も、酒に狂った父の暴力も、自分が受けるのが当然だった。怖かったけど、仕方なかった。 妹を守るのは兄として当然だった。 こんなか弱い者を守るのが自分しかいない。か弱い者が自分だけを頼りにしてくるのが嬉しかった。 ・室崎翔はいじめっ子だった。 しかし彼は創作の中に出てくるような立派な兄ではない。家での日常に苦労があれば、学校でストレス発散の目標を探すのが当たり前だった。 気弱な奴に挨拶代わりに殴る時、くぐもった悲鳴が面白かった。仲間に無視させて誰も頼れないで呆然とする様は滑稽だった。 ・DVは無くなった。 突然、両親が穏やかに落ち着いた。 急に人が変わったみたいに。 「貴方も○○様にお参りにいきましょう？」 ただ、新興宗教にはまっただけだった。 変な会合に参加させられるのは嫌だけど、殴られるわりはよっぽど良かった。 虐めていたやつはいなくなり、前ほどストレスも抱えなくなったこともあって、いじめはしなくなった。 あれから十数年。 僕は立派な教師になれました。 妹も祝福してくれました。 いじめは良くないものだとわかったし、過去の己の行いも省みた。しかし、謝りに行く行為は逆に傷を開くことになる。 ただただ罪悪感を背負ってこれからも生きていく。 そして、過去の自分と同じ行為をさせないように頑張るのだ。 ・自殺した生徒について とても、残念だ。 よく保健室に行っていた理由はわからない。 怪我をしたのか、心が辛いのか。 でも笑顔を作る元気があるなら、大丈夫だろうか。 そう思って見送っていたことを今は後悔している。 ・胸に黄衣の印が刻まれている。 友達を救うために黄衣の王の従属する盟約を交わした。 「俺は、お前に俺と同じところまで落ちて欲しくないんだよ」

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