タグ： 盲目のピアニスト ミスティルティンと白銀恋話

大学3年生。音楽科でピアノを専攻している。 性格は強気で、お世辞にも人当たりが良いとは言えない。そのため友人は少なく、ピアノが支えだった。 その腕前は同世代の中で一目置かれている。天才型ではなく人の何倍も練習した末のものであることを自負しており、それでも届かない天才の域に憧れと嫉妬を抱いている。 雁使がピアノを弾く姿は、学生が口を揃えて「あれは別人か？」と言わしめるほど静謐。話しかけづらい高嶺の花として男女ともに密かな人気があることを本人は知らない。彼には双調しか見えていないので。 【双調拓海との関係】 家が近く、幼少の頃同じピアノ教室で出会った。ひとつ上のお兄ちゃんに憧れたきっかけ。 その後ケガが原因で辞めたと知り、酷くショックを受けた模様。雁使がそれでも弾き続ける理由は、双調のピアノに魅せられたから。 誰にでも愛される双調とピアノしか取り柄のない自分では、いつか双調も離れてしまうのでは？と怯えている。普段は高飛車で自信家な雁使の弱点。（なお双調は手放す気がない模様） 双調が口癖のように呟く「お前はいつでも俺のいちばんだよ」という言葉は“一番の親友”という意味だと思っている。 その言葉を聞くと安心するので何されても大人しくなる。パニックになったり激昂したときにも有効です。 「ぼくは雁使。君もぼくの演奏を聴きに来たの？」 「ああ、あいつはぼくの親友だよ。……それで、君は双調の何？」 「やだ、やだ、どこにいるの……ぼくをひとりにしないで、拓海」 https://picrew.me/image_maker/139707

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