タグ： じだらだらく

名前の由来は「死馬に鍼を刺す」より。(なんの効果もないことのたとえ、または絶望的な状況でも万が一の期待をこめて最終手段をとってみることのたとえ) 自分から誘った旅行で自動車を運転していた際に大きな事故をしてしまい、自身は顔に大きな傷を、相手は死亡させてしまった過去を持つ。 顔の傷もあって俳優を辞め、現在は舞台監督として仕事をしている。 かつてはクール系の俳優として名を馳せていたが、今ではその面影はなく、通りすがった人から気づかれることも少ない。 事故の後からは顔の傷が痛むこともあって笑うことが減り、どちらかと言えばアンニュイな表情をよく浮かべるようになった。 元々は旅行好きであったが最近は旅行に行くこともなくなってしまった。 ---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 『consciousness』 彼の見たことのない景色を見せてやりたかっただけだった。それは純粋な好意からの誘いでしかなく、ただ一緒に旅行に行ったら楽しいと思っただけだった。 やり直しを願った。それはエゴでしかないと気付いたのは手遅れになってからの話で、今日も誰にも後悔を吐露できないままだ。 彼には何の罪もない。だからこそ二番目の彼の幸せを願っているし、できるだけのことをしてやりたい。それが自分勝手な罪の償いだとしても。

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