タグ： 這いよる霧島

警察の職に就く、壮年の男性。 振る舞いは警官らしくなく粗野かつ乱暴だが、根は情に厚く他者を守る意思が強い。 その性格ゆえに「正直でないだけで良心的」「不器用だがいい人」など周囲で言われることが多いものの本人は否定している。 格闘の腕は元々中高時代から腕っ節が強く、学校の番長として鳴らしていた名残。 高校生活のある時、下校途中に通り魔に襲われようとしていた女性をその場で助け、それによって多くの人から感謝されたことが警察官となろうと思ったきっかけであり、本人は「他者から感謝される快感を味わうことができる」と述べている。(※しかしながら単に他者を守るという義務感が高いことは否めない。) ちなみに実家はドッグブリーダー。 そのせいか本人も犬好きであり、今現在警察の訓練所から引き取って飼っているドーベルマンのユリシーズがいる。実家の頃と合わせると3匹目(トーマスとジェームズ)。 Twitterのアカウント名は「實手@ゴヨウガーディアン」。 アカウントを作りたての頃に繋がってすぐの人から法律や警察関係(調査依頼の仕方とか)の相談を受けて普通に答えていたところ、詳しさから職業バレをしてあだ名がゴヨウガーディアンさんになった。 本人は気に入って@の後につけている。 〈恐怖症について〉 先端恐怖症。 以前仕事中強盗と揉み合いになった際に、強盗の持っていたアイスピックによって顔に深い傷を負う。 致命傷ではなかったものの、少しズレれば首や眼球といった命に関わる重傷になりえることを想像してしまい、以来刃物を含めた尖った物体に対して潜在的な恐怖を抱くようになった。 本来なら職務に支障をきたしかねないが、本人の意志の強さで無理に押している(3割)のと自尊心からの強がり(7割)によってひた隠しにされている。 【シナリオ：fearless】 牛丸拳一、戸隠伊吹、蒼井新一は何かしらの恐怖症を持っており、「怖がりの会」で知り合ったネット上の知人同士である。 ちょうど「怖がりの会」でオフ会をしていたところ、交通事故恐怖症を持つ小須田れなと出会う。 彼女と友人になり、後日恐怖症を克服したと告げられるものの、彼女は狂気に陥り自死。 れなが「アルナチャール」という宗教に関わっていたと知った探索者たちは謎を解明するために臨む。 最終的にれな、宗教の女人であるアパタニと対立し、これ以上被害を出さないためにアルナチャールごと焼却する。 帰路についた牛丸はれなからの手紙が届いていることに気づく。 『あなたたちが友達になってくれて嬉しかった 　あなたたちとずっとずっと友達でいたいっていう、その気持ちだけはいつまでもきっと忘れないと思います 　これからも仲良くしてくださいね 　わたしはずっとあなたたちのともだちです』 彼女が車道に飛び込もうとした時、警察としての意志の債務を果たし、止められていたら何か変わったのだろうか。 彼がこれほど強い後悔に苛まれたのは初めてであった。

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