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運動音痴。中学の頃までは４つ上の兄にベタベタだったブラコン。 兄は運動神経が良くサッカーバカですぐに外へ飛び出していく質だったため、 運動音痴の自分はお兄ちゃんがサッカーしてる間構ってもらえない！といつもダダをこねており、 兄が怪我をして帰ってくると手当をしてあげる間に話が出来るので一生懸命応急手当の仕方を覚えた。 兄が外で遊んでボロボロになった服を勝手に繕っているうちに裁縫も上手くなった。 庭で自主練している兄の横で出来ることはないかと園芸を始め、とにかく何をするにもお兄ちゃんお兄ちゃん。 中学へ上がった頃に試合を録画しようとビデオカメラを購入し、それを初めて持っていった日、兄が試合中選手生命に関わる怪我を負う。 いつも彼が怪我をしていると顔を輝かせ、「おにーちゃん今日も怪我して帰ってきてね！」などの軽口を叩いていたことに 罪悪感を感じて以降、買いたてのカメラを捨ててブラコンは抑え込んだ。 元々したいこと、欲しいものなど自分の希望を小鳥のようにピーチクパーチク口に出すタイプだったが、 そんなことがあり自分のわがままがまた誰かを不幸にするのではないかという強迫観念からあまり自分の思ったことを素直に口にしなくなった。 暗くなったというわけではなく、むしろわがままが抑えられて対外的には落ち着いて見える。 しかし趣味も何もかも全て兄に関わることだったため、自分の好きなものが何なのかわからず悶々と過ごしている。 中学でやっていた園芸部を離れ、洋服を繕うことから派生して小物を作ったりしていたのも全てやめた結果、 家で本を読んだり勉強をしていることしかやることがなくなってしまい、 余計なことを考えないように考えないようにと没頭するうちに知識だけは蓄えた。 とはいえ家でやっていたことを突然止めると家族に心配をかけるので、庭でのガーデニングと簡単な裁縫は今も続けている。 始めた理由は兄であっても、続けるうちに人の手当をすることも裁縫も園芸も、兄とは関係なく好きになっていることを気付けずにいる。 ＜交友関係：喜屋武千年＞ 千年とは幼馴染で、家が隣同士になったのをきっかけに仲良くなってから長い付き合い。ちーちゃんと呼んで慕っている。 兄の事故を経て家に引きこもったり性格が暗くなったりせずに済んだのは彼女がいつもそばで気にかけてくれたおかげ。 もうほとんどやらなくなった手芸での小物づくりも、かわいいもの好きを素直に表に出さない千年に渡すために行っている。 自分のために高校まで合わせてくれたことを申し訳なく思いながらも、最後の拠り所である彼女が離れていくのが恐ろしく、ずっと手を放せない。 必死に封じ込めている幼い頃のわがままな部分を無意識に出してしまう相手。 特徴表（2015使用可卓のみ）：勉強家（EDU+1） クリアシナリオ…ネリネ

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